徳村慎
スティーヴン・キングの名作小説。
これを読み返したのは良かった。
ずっと読んでいた。
ゴーディ、クリス、テディ、バーン。
4人の少年の名前を書くだけで胸が熱くなる。
中学の頃から読んでいる小説だ。
14歳の僕には理解出来なかったことも、40歳の僕なら理解出来る。
4人で死体を探す旅に出る。
宝ではなく死体を。
名作は、名作だ。
ゴーディが小説家になって成功しているのも、大人になれば曇ってしまう何かがあるのだとも思えて。
40歳になって読むと深い世界が広がっている。
この本を高校の時に1 歳上の友人に勧めたことがあるが、果たして友人は読んだだろうか?
その友人は高校受験に失敗して、僕と同級生だった。
樹上の小屋、井戸水と犬、線路の橋で列車に追いかけられたり、焚火をしてハンバーガーを食べたり、死体を見つけたら敵(青年)がやってきたり。
このストーリー展開に加えて、作家になったゴーディがいろんな知識を冷静に語るのだ。
グーチャー。コイントスで4つ全てが裏面。4人のうち3人は死んだ。じゃあ、あと1人はどうなるんだろう?
やはり死からは逃れられないんだろう。
誰だって死からは逃れられないんだから。
僕は残りの人生を、どう過ごすんだろう?
こんな面白い本をまた読みたいなぁ。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございます。
ヽ(≧▽≦)ノ
