俳句モドキ~潮騒の
徳村慎
潮騒のざあざあ鳴って冬3:00
湯たんぽや別れに何も出来ずおり
夢日記毛布にくるまり起きており
言い訳も出来ない二人冬の家
冬の秋刀魚一方向の愛があり
綿入れも脱いで深夜の枕元
冬襖想いの果てもあるものか
*冬襖:ふゆふすま
虫絶えて潮騒ばかり冬深夜
別れあり歳時記を読む冬深夜
冬の夢慣性ドリフトやっている
冬の夢お好み焼き屋の前を通る
毛布の中前歯の抜けた夢を見た
長々と横たわる猫冬の朝
冬の夜漫画を必死に読んでいる
正夢かお好み焼きを食べて冬
最後まで
読んでいただきまして、
ありがとうございます。
ヽ(≧▽≦)ノ