感想:陸上自衛隊第10音楽隊コンサート | まことアート・夢日記

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夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

感想:陸上自衛隊第10音楽隊
winter concert
(熊野市民会館)

2曲目の『熊野古道讃歌』は、その昔、これも自衛隊のコンサートで聴いたと思う。良かった。

若干ね。ウッドブロックのリズムが滑らかじゃなかったけど、でも、1曲目に比べると音が格段に良かった。

熊野古道讃歌は加古隆という人が作曲してるんだなぁ。

ロシアのクリスマス音楽/A.リード作曲
も良かった。ちょっとチャールトンへストンのベンハーっぽいな、とは思ったけど。アメリカの作曲家がイメージするロシアのクリスマスって感じがとても出ていた。
これが第1部の終わりの曲で、音の重厚感は素晴らしかった。ここに全力出してきたなって感じで。
個人的にティンパニやグロッケンといったパーカッションが好きなので、とても満足した。

音楽で言うと、高校の吹奏楽部みたいな編成でストリングスは無い。(第2部でチューバの人がエレキ・ベースを弾いていたが)

休憩を挟んで第2部。
私のお気に入り/R.ロジャース
が良かった。3拍子のジャズ。
ドラムセットを使っていたのが良かった。

僕はこの曲はコルトレーンのCDを持っていて、良く知っているつもりだったが、大編成にすると、これまた迫力があって良かった。

アンコールでの
東日本大震災復興ソング『花は咲く』も良かった。ワンフレーズだけ音楽隊が歌を歌うのも良かった。

アンコールでの最後の曲、蛍の光行進曲が素晴らしい出来だった。
これは、やり慣れてるんだろうなぁ、という印象のスキの無い演奏だった。

今朝起きた時は、鬱屈したような気分で、「生きてて良いのか?」みたいなことを考えていたけれど、コンサートに来て、生きる希望みたいなものが生まれた。落ち込んでも復活すれば良いだけの話だ。それを与えてくれる音楽は素晴らしい。

聴きに行って良かった!
ヽ(≧▽≦)ノ


徳村慎