感想:
ハートネットTV「あなたの見る世界は現実?▽自閉症アバターが誘う不思議な旅」
自閉症の人は現実には何かをやりにくいと感じているのに、アバターとして仮想空間の世界では、やりやすいと感じている。
仮想空間にクラブを作って毎週土曜に自分の曲を流すと世界中からアバターが訪れるという。
芸術の新たなやり方かも知れない。僕も配信をやっているが、アバターによる参加のライブという点では新しい気がする。
ただ、セカンドライフという仮想空間は利用者のピークは過ぎたらしい。
仮想空間の方が現実的に行動出来て、現実は悪夢のような退屈さがある。そんな感じは大抵の人にも感じられる話かも知れない。
配信をやってる人たちだって、現実世界を逃れているとも考えられる。本物の自分は配信の自分となったりするのか。
言わば配信だって、アバターのようなものじゃないのか。自分でやりつつも思ったりもする。
それでも、生演奏を見せるのはアバターがDJ機器をいじっている状態よりは、かなりリアリティがあるだろう。
その違いが大事だと思うのだが、あるいはアバターの方が大事だと思う人もいるのだろうか?
徳村慎