即興2017.9.12.
徳村慎
アナログモデリングシンセmicroKORG はmonotronDELAYをスピーカー兼ディレイエフェクターにして。
デジタルシンセRoland XP-10は噴水スピーカーからピアノの音を出力。
どうも、マンガの読みすぎか、ツイキャスを見たからか、今日の僕の音楽って、原水爆とか大災害みたいだな、と思った。
特にアナログシンセの暴力的なノイズと、ピアノのこれまた暴力的な不協和音。
不協和音が気持ち良いというより、恐怖まで感じられるような。自分で弾いてて思った。
マンガ『ミュジコフィリア』を読み返していて、ちょうど、大規模なビル火災のビデオをスペクトラム分析してオーケストラで再現する、というシーンがあった。
そのマンガのシーンが鮮明に頭に残っていたためか、今日の僕の即興音楽は原水爆とか大災害に聴こえる。
ツイキャスで奏でられている美しいピアノを視聴したから、余計にそう思うのかも知れない。
音楽は作者を驚かせることもあるんだな、と思った。
まるで熊野大水害の再現のような。
あるいは、北朝鮮のICBMに怯える心のような。
作者(僕)自身が音に恐怖する。こんな体験は初めてだった。
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