音楽日記2017.1.23. | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

音楽日記2017.1.23.
徳村慎


1.録音5分ぐらい。V-22

笛(和風)→タンバリンとベース音の声(ジャズっぽく)→monotronDELAY(効果音的、現代音楽風でもある)→ジャズピアノ(iPhone5sのGarageBand)→ヒューマンビートボックス→フィールドレコーディング(窓を開けて雨の音)

これらを一気に録音する。まあ、脈絡が無いと言えば無いんだけど、僕的には一連の流れが出来ているように思える。

楽器から楽器へと移る時にちょっと重ねってるのがミソか。

この録音を前の録音と合わせて1つにする。PJ-35に録音。長さは11分ちょうど。(ミニアルバム)この短さはAFRAの『DEGITAL BREATH』の影響が大きい。

この11分を今読んでいる小説『八日目の蝉』をもじってアルバム『十日目の猫』と名付ける。どう考えても十日目の蝉のような音楽だと思うんだよねぇ。その自分なりの解釈というか一番身近な動物の猫を持って来た。「ようかめ」と「とおかめ」は似ているし、何となく10という言葉が神秘性を持つようにも思えるので。


2.YouTube喜多郎『古事記』

素晴らしいニューエイジ音楽。鼓(つつみ)や太鼓、笛といった日本の楽器とエレキギターやシンセサイザーの音色、ストリングスやブラスなどの西洋楽器が混ざり合ったまさしくデジタルシンセ時代の作品だと思った。最後の波の音も良かった。


3.NHK-FM、古楽の楽しみ

宗教改革者ルターの特集だったらしい。オルガンと合唱が気持ち良い。


4.フィールドレコーディング

家を出てから海につくまでの散歩をフィールドレコーディングする。聴き返してみると、服のこすれる音がリズムを作っていて面白い。風が強い。車の通る音、鳥の声、堤防で会話してるおばさんの声が一瞬入ったり。砂の上を歩く。波の音。歩く音と服のこすれる音はずっと入っていて一定のリズムを刻んでいる。


5.AWA MUSIC 、AFRA『OHAYO』

アプリAWAミュージックをダウンロードする。好きな曲が聴ける。YouTubeに無いようなものもある。

やはりAFRAは良い。この手軽に録音した感じがリラックスしてる感じが良い。


6.AWA MUSIC 、PERSONZ『砂の薔薇』

中学か高校ぐらいの時に聴いて好きだったアルバムを聴く。やはり、この感じが好きだ。


7.AWA MUSIC、 48、46グループの曲

サイレント・マジョリティが好きだ。


8.AWA MUSIC、globe『deepJAZZglobe』

久しぶりにglobeを良いと感じた。2016年のアルバム。マークパンサーってリミックスの才能すごいなぁ。正直、globeではラッパーとしてのイメージしか無かったが、音楽表現としてのリミックスがすごい。


9.AWA  MUSIC、globe『house of globe』

色んな人がリミックスしたアルバム。これは2013年のアルバム。これも中々うならせるほどのすごい出来。


10.ガジェットでアンビエントを録音。

3DSのエレクトロニックプランクトンと、iPhone5sのファーレンハイトサンプラーに、KaossilatorをmonotronDELAYにつないで同時に使って録音。2分39秒だが、リピートさせると長時間聴ける。


11.iPhoneアプリMobileSeqで作曲

遊んでみよう、という気になって触ったのが良かった。使い方が次々に分かる。3トラックで4つ打ちでウワモノが20世紀音楽(現代音楽)っぽいもの。dimコードやトーンクラスターを打ち込む。

慣れれば簡単に打ち込める。いずれ長い曲を打ち込みたい。


12.MobileSeqでアフリカ民族音楽っぽく作曲。


13.MobileSeqでジェフ・ミルズっぽい曲を作曲。

ブラスをmicroKEY Air61でメトロノームに合わせて手弾き。その後ドラムとベースを打ち込み、ブラスのトラックをコピーしてストリングスを入れる。ジェフ・ミルズのオーケストラとRoland のTRを共演させたものに近くなる。といっても自分の個性が出ている現代音楽風なアプローチだが。4トラックでこんなのが作れるなんて!……と機材に驚く。やはりキーボードがあると打ち込みが変わってくる。


14.microKEY Air61で遊ぶ。

MobileSeqでジャズを打ち込み、ピアノでウワモノを弾いたり、Gadgetで適当に鳴らしたAmsteldamの効果音に合わせてピアノを弾く。飽きるとGarageBandのオルガンでドローバーを全てフルに引き出して倍音の出てるやつで弾く。シンセ音色も使った。

僕的には現代音楽と(フリー)ジャズの理論ってのは接近していると思う。ピアノでは倍音を求めて不協和音になるのだと思う。それをオルガンでやるとさらに不協和音がキツくなる。ディストーションギターでパワーコードも良いがディストーションで不協和音を出すのも良いと思う。そんな感じの思いだが、ギターよりもキーボードを弾いているわけで。最強のノイズ音楽は大友良英かも知れない。とかとか思った。


15.AFRA『OHAYO』

1曲め。カリンバとヒューマンビートボックスで野外でフィールドレコーディング。仕事で深夜頑張っている時に聴いても良かった。リズムと何かしらのメロディで音楽は成り立つ。いや、リズムだけでも成り立つんだけど。ルーパーを使っての曲(だと思う多重録音)は面白い。それらは僕の曲の作り方に非常に似ている。ヒューマンビートボックスのフィールドレコーディングとの親和性とともに、「自宅のリビングや町のリハーサルスタジオ、公民館、神社の境内などで録音された自主制作盤」とあるような自然体の音楽が「生活と音楽」というものを考えさせてくれる。自分の周りの環境を最大限に活かす音楽。あるいは芸術。

僕が住んでいる田舎の熊野とそう変わらないフィールドレコーディング。『DEGITAL BREATH』の時はいかにも若者の街TOKYOって感じだった。ゲームセンターのフィールドレコーディングとか。『OHAYO』の自然体がすごく良い。


16. AWA MUSIC、globe『15YEARS-BEST HIT SELECTION』『15YEARS CHRONICLE~UNRELEASED』

「GetWild」「SelfControl』でKcoの声が可愛いと思った。TMNETWORK世代としては男性ボーカルのイメージがあまりにも強い。それでもKcoが歌ったものも可愛くて良い。globeってどうしてもカッコいいというイメージだったので、新たな発見だった。いやあ、globeは「どストライク」ってやつですねぇ。3時間ぐらいglobeを聴いてた。(笑)


17.iPhoneアプリGadgetでトランス風なトラックを作る。

London、Bilbao、Chicago、Marseille、Wolfsburgを使う。これでウワモノを乗せれば出来上がる。


18.GarageBandでブラス

オーネット・コールマンが2管(サックスとコルネット)にベースとドラムを加えたカルテット(4人)編成だという記事をネットで読んだ。

そこで実際にコードにとらわれないということを体感してみようと右手1個の音のみにこだわったり、左手で2個目の音を入れてみたりする。

ピッチベンドも使ってみるが、やり過ぎになる。


19.AWA MUSICでlibera

仕事中、少年合唱団のliberaを家族が聴いていて知る。これが中々良いのだ。声変わり前の少年は少女っぽくも感じる。美しい。


20.AWA MUSICで上原ひろみ

仕事中、liberaを聴き終わり、ピアノでも聴きたいなぁ、と思って、そっか、ジャズ聴こうと思い、上原ひろみを検索。するとそこからJAZZ&EDM 朝ジョグというかなり聴きたいものにドンピシャなリストを見つけて聴きながら仕事。(夜だったけど)

CD買うぐらいならAWA MUSICを購入すべきかなぁ?(今、無料版で試している)……アルバム何枚も買いたい人ならかなり得だよねぇ。(笑)


21.村治奏一『Off the Records』を聴く。

爽やかにクラシックギター。