TV日記2016.10.17. | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

TV日記2016.10.17.
徳村慎


1.ヘンないきもの

女王アリの相手のオスアリの羽根をちぎって無理やり女王アリの相手をさせられて、その後交尾が終われば食べられてしまうという。→小説になりそうな。


2.『生き物にサンキュー!!』メインクーン(猫)

大きい猫メインクーン。途中まで観る。デカい猫も可愛いもんだ。エサとトイレの量が大変かも知れないけど。でも、あのデカさが魅力。それでも跳ぶことが無いのは残念だ。犬のように懐っこいのは良いけど。毛が長いのでブラッシングしてあげないとダメというのは飼い主も綺麗好きな必要があるなぁ。ウチの猫は短毛だから、そこが全然違う。


3.映画『ボーン・アルティメイタム』

ほとんどBGMのようにゲームやネットをしながら観ている。ボーン強すぎ。そこまで逃げ切れるか?……とも考えてしまうが、この強さなら大丈夫なのかも知れない。

4.BSのDlifeを観ていて目が疲れた。
TVを観るのを中断する。


5.映画『ロボコップ2』

ロボット警官の第2弾。脳髄はそのまま生かしてある点ではロボットではなくサイボーグらしいのだが、それはどうでも良い。悪人は、悪人。ロボット化しても善人にはなれない。そんな感じの結末。デトロイトが悪の街になっている。前作よりグロテスクなシーンが少なくなっている。しかし、物語中の政治的な流れは強くなっている。ロボコップを作ったオムニ社がデトロイトを乗っ取ろうとしているのだ。警官がストライキを起こす最悪な街。こんな街なら会社が乗っ取ることもありうる。


6.日曜美術館、浦上玉堂

琴と詩と絵を楽しむ。文人画。


7.ドレミファドン

イントロクイズがこんなに難しいとは。知ってる曲でも全く分からないのが多い。


8.DVD映画『ステップ・アップ』

1度目見たときよりも冷静に見れた。悲しい所は悲しく、美しい所は美しく。ダンスの映画。ヒップホップを踊る高校生男子が芸術学校に忍び込んで備品を壊してしまい裁判所の命令で芸術学校に奉仕活動を行う。そこで出会ったバレエの女子高生と共にダンスをする。その発表の音楽はちょっとジェフ・ミルズのオーケストラとテクノを合わせたものに近いと思った。


9.映画『デルタ・フォース』

デルタ・フォースは飛行機ハイジャックの人質を救う特殊部隊みたいな活動をする軍隊。ミサイルを打つバイクがすごかった。あと人質の幼女が中々可愛いかった。胸ぺったん。


10.お笑い演芸館

観たいTV番組までの、つなぎで観てるけど、色んなお笑いを観るのには良い番組だ。


11.映画『インセプション』

夢の中に入って企業のアイデアを盗む裏稼業の男性が主人公。植え付けることも可能だということで他企業の社長の息子に「自分の力で生きろ、独立しろ」といった考えを植え付けて、企業を分割させるきっかけを作る。

インセプション:はじまりという意味らしい。僕にはミッションコンプリートな映画に思えた。実際に子供たちに会えたのだと思えた。

トーテム:コマなどの夢と現実を確かめるための道具。トーテムは動物霊の信仰対象(神)や自分の先祖が動物だと考えることだと思っていたが、この映画では道具だ。トーテムは重要だ。

考えてみれば、人は誰でも自分を確かめるための道具に囲まれて生きている。気に入ったスマホ、ゲーム機、ペン、ヘッドフォンなど。僕は人間は全く別の環境に記憶をなくして放り込まれたらその環境に合わせて生きていくものだと思う。いきなり記憶をなくして別のスマホや別の部屋を与えられたら、それが自分だと考えるだろう。それが桐野夏生『メタボラ』という小説だった。あの小説をもっと突き詰めればトーテムが浮かび上がる。そして自分のトーテムをどう確立するか(または失うか)が現実の生き方である気がする。

つまりは『インセプション』の主人公コブの失われた妻はトーテムであるのではないか。しかし、別れた子供たちが全く成長していないのが気になる点だ。その意味では子供たちも逆のトーテムだ。さらに言えばコブは現実の未来を失ったから夢の中に未来を見てしまうのだ。子供たちと別れて暮らす主人公がすぐに子供たちと分かり合えるものだろうか?

もしもミッションコンプリートならば夢の中に出て来る妻とは和解して問題は解決されたのだ。主人公コブは50年夢の中で妻と暮らしていて、妻以外の女性と暮らす気がないのだろう。

僕ならどうするだろう?……と考えたが、妻と子供たちの両方を捨てなければ現実世界で解決出来ていない気がした。その意味ではミッションコンプリートだったのだが、一番最後に子供たちに会ったのは夢だったとも考えられる。うん。これが一番可能性が高いのか。

トーテムについての考察から何かの小説が書けそうな気がする。ハイデッガーの言う「世界-内-存在」の世界が道具になっている、ということか。


12.日曜美術館

戦後3つの作品。
香月康男、丸木位里、俊夫妻、川田喜久二。
シベリア抑留の油絵、原爆の図、原爆ドームのシミの写真。


13.帰れまテン

セブンイレブンの商品ランキング10位までを食べて当てるクイズ。当てなければ帰れない……らしい。随分前からやってる番組だが、黄金伝説と被る。(笑)

美味しそうな商品ばかりで腹が鳴った。(笑)



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