感想
オー・ヘンリー『最後の一枚の葉』
良く出来た小説だと思う。人を慰める事が芸術なのだ、とも。仲間が描いた物が僕の心にも有るんだろうか?……思い出そうとすると中々思い出せない。でも有るんだと信じたい。僕が記憶を集めて作られている可能性を考える。そして、其の逆の記憶等どうでも良いと考える部分も。勝って死ねば良いのだろうか。死ねば負けなのではないか。否、生死を賭けてこそ本物の芸術なのか。難しいが、僕の中に本物が少しでも有れば良いな、と思う。才能は人に認められる能力の事なのだろう。其れとも、人に認められ無くとも才能であるのか。70歳で死ぬなら既に人生は半分以上過ぎた。眠ってる物が僕にも沢山有る。眠らせたまま終わるのは嫌だ。起こそう。
ネット上の無料図書館の青空文庫の物を読みました。
徳村慎
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