『脱獄の果て、森の奥』24 | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

森を進み、断崖絶壁を下り、敵の背後に出た。
オレは軍人たちの1人がボムに似ている気がした。しかし、その軍人を見失ってしまった。
「何ヲグズグズシテル?指揮官ハ向コウダ」
ベクトルが手招きする。オレは素早く駆け寄る。
「ホラ。アレダヨ」
ベクトルの指の示す先には、スキンヘッドの頭に金属のパイプが幾つも突き刺さった軍人が居た。しかも、大きな水槽の中で白い皮膚をしている。金属のパイプは蛇腹のような仕組みでグネグネと曲がり、様々なコンピュータに繋がっているようだ。オレとベクトルは弓に矢をつがえた。

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