『脱獄の果て、森の奥』2和歌山県沖にある人工島のジャンクランク刑務所。オレは夢精で冷たくなったトランクスに少し不快になりながらも、朝の空気に爽やかさを覚える。新鮮だ。10代に戻ったような気分。ふわああ。あくびをして両腕を思いっ切り伸ばす。そして目ヤニをほじくりながら、計画について考える。素敵だ。遠雷が聞こえた。ますます素敵だ。iPhoneから送信