『やがて朝は来る』7

長い眠りから覚めた。
「やった。成功だ。死者が甦ったぞ」
「やったな。全国の図書館で魔道書の研究をしたかいがあったな」
「オ…オマエタチ…。オレヲネムリカラサメサセテ…ナニヲスルキダ…？」
「強盗さ。コンビニやパチンコ店なんかを次々に襲わせて、金を奪うんだよ」
オレは死者として生きることになった。血の滴る生肉を与えられて、次第にまともに喋れるようになった。オレは忠実に従うフリをしていた。

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