水族館でアシカが字を書くパフォーマンスを見た私たち。
そこで見事に、アシカが書いた「書」を貰うことになったのですが―


というのが前回のお話。

 

 


書を貰ったはいいのですが、問題はわが家に飾っておく場所が無いこと。

そのまま壁に貼って飾るのは味気無いし、それなら額に入れて飾るか?と思っても、どの部屋に額を飾れば良いのやら


―というところで思いついたのが、掛軸として和室に飾る方法。


新築したわが家には、和室があります。Web内覧会でも画像を載せていませんが一応、板の間ですが、床の間のような空間もあります

Web内覧会 2.和室 | 40代の家づくり記録 (ameblo.jp)

やっぱり作って良かった和室 | 40代の家づくり記録 (ameblo.jp)

 

↓こんな空間です。本当はWeb内覧会で載せるべきだったのでしょうけども。



せっかくなので、掛軸としてそこに飾ろうと思ったのです。

とはいえ、本格的に掛軸を作るとなるとかなりの費用が掛かります

しかも貰った書はB2サイズの厚めの画用紙大きさもさることながら、紙の硬さも掛軸向きではありません


なので、掛軸のように巻いて片付けることが出来なくても良いから、雰囲気だけでもと、DIYで簡易的な掛軸を作ってみることにしました。


使用した材料は、和紙(越前和紙。100均、110円を4枚)、丸棒(ホムセン、298円)、半丸棒 (ホムセン、285円…だったかな?)、ヒートン(ホムセン、98円)、洋灯吊(100均、110円)、 (江戸打紐。100均、110円)です。※全て税込み価格

 
100均メインで調達しましたが、木の丸棒は100均だと45cmまでしかなかったのでホームセンターへ。ヒートンは税込98円と安かったホームセンターで買いましたが、100均のブロンズ色の方が良かったかも。実際、洋灯吊は100均のブロンズ色です。紐は掛軸っぽい形のものが見つけられなかったので、出来るだけ和風な物をチョイスしました。


まずは和紙を2枚重ねて貼り合せます。

 

 

それを繋げ合わせて掛軸本体を作ります。



半丸棒(掛軸を吊るための棒=「八双」)を掛軸の幅に合わせて切り、掛軸本体の上の紙=「天」に接着します。

(↑は半丸棒を切る前です。)

 

 

同様に、丸棒(掛軸の下の棒=「軸棒」)を下の紙=「地」に接着します。

軸棒は掛軸の幅より少し広めにしますが、私の場合、ちょうど良いサイズの丸棒を購入できたので切断無しです。


次は、吊る紐を通すためのヒートン(鐶)を八双に取り付けます。[ヒートン]



紐=「掛緒」を通し、掛軸本体の完成です。早速、中廻しと呼ばれる掛軸の真中の紙に本紙(書)を貼り付けて、完成です。

早速、このDIY掛軸を飾ってみました


紙を貼り合わせただけの状態では、パッと見では、ちゃちいかなと思いましたが、こうして飾るとなかなかいい雰囲気になったと思います。


…ところで、作り方の詳細を知りたい方って居られるんでしょうかね?

需要あるかわからないし、記事も長くなりそうなので、作り方を細かく書くのは見送りましたが。

 

 

 

・ちなみに、↓のような白抜き掛軸も売られているようなので、これに書を貼ることも検討しました。アシカの書がB2サイズと大きくてなかなかサイズが合わないので見送りました。

このリンクのが一応近いサイズだと思いますが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

・使用した丸棒と同じものが見つけれられませんでしたが、太さはこれと同じだった…ハズ。

 

 

・使用した半丸棒は直径15mmだったので、もう少し細いです。

 

 

・ヒートンはこの小さなサイズ(#00)を使用しました。

 

 

・100均で買った洋灯吊はまさにこの商品(だと思う)。でもアマゾンの方が安かった!?