冷んやりした日が続きますね。
鹿児島でお世話になった患者サロンは、
ゆる~い雰囲気が自分にすごく合っていて、
とても居心地が良かった。
老若男女、部位もさまざまな人たちが集まって、
わいわいガヤガヤ、時にはしんみり。
そのサロンの中心メンバーのひとりだった前立腺がんの
Yさんが、今月初めに旅立たれた。
いつもバリバリの鹿児島弁だったから、
時々何を言っているのか私には理解不能だった(^▽^;)
バレンタインディにサロンに行ったら、
「最近はこういうのが流行ってるよね」と言って
友チョコならぬ友キャラメルをプレゼントして下さった。
ウィッグ時代の写真を見せてもらったらすごくダンディで、
みんなで「よかにせだね~(かっこいいね~)」って
盛り上がったら思いっきり照れていた。
父と同じ年だったから、親近感もあった。
入退院を繰り返していたけれど、「お見舞いに来るときには
ロト6買ってきて!」が口ぐせだった。
そのせいかな?
宝くじ売り場の前を通るたびに、Yさんを思い出すよ。
そして先週、同病仲間の旅立ちを知った。
旅立ったのはYさんと同じころだったらしい。
羽田空港で、上京する彼女の到着を待っていた時の
何とも言えないドキドキ感。
「やっと会えたね~!」ってハグしあった時の
彼女のキラキラした笑顔。
脱ヅラ三歩手前ぐらい(?!)の頭を
始めはちょっと恥ずかしそうに、そしてニカ~っと笑って
見せてくれたのは、あの店だったよね。
思い出すのは、くまモンみたいに
周りを元気に癒してくれる「笑顔」ばかりだよ。
彼女のことはあまりに突然のことだったから、
何だか気持ちの整理がつかなくて、ここ数日、
書いては消し書いては消し・・・を繰り返していた。
やっと少し落ち着いたから、出会いに感謝して
「ありがとう」の気持ちを込めてブログをアップします。
心からご冥福をお祈り申し上げます。