●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(13日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄
●本日の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は上昇。7月の生産者物価指数(前月比)が市場予想を下回り、9月の政策金利据え置き観測が高まる中、米国株は上昇して取引を開始した。原油先物価格が下落したことも相場の支えとなった。2028年から2030年までの長期業績目標が好感されたサンディスク(+13.7%)など半導体メモリー株が買われ、ナスダック中心に堅調に推移。また、ビル・アックマン氏が率いるパーシング・スクエアが株式を取得したことが明らかになったネットフリックス(+5.4%)などコミュニケーションサービスセクターも上昇。もっとも午後にかけて、2027年度のAI関連売上高見通しが投資家の期待に届かなかったシスコシステムズ(-8.4%)が急落し、NYダウは売りに押される場面もあった。引けにかけては、年内の利上げ観測後退が支えとなる中、NYダウは再び買いが優勢に。最終的に主要3指数は揃って上昇して取引を終え、S&P500は史上最高値を更新した。個別では、「PE投資会社のシルバーレイクが買収交渉」と報じられたワークデイ(+17.8%)が急伸した。
経済指標動向
■7月生産者物価指数、市場予想を下回る
労働省が発表した7月の生産者物価指数(総合)は前月比横ばいとなり、市場予想(同+0.2%)を下回った。
■新規失業保険申請件数、市場予想を上回る
労働省発表の8月8日終了週の新規失業保険申請件数は20.9万件となり、市場予想(20.2万件)を上回った。
<日本株ADR>
全体的には堅調
◇上昇銘柄◇
3659(ネクソン) 特別配当415円を発表。年額は475円/株に
7779(CYBERDYNE) 1Q税前利益5.76億円。営業利益は赤字幅縮小、純利益は前四半期比+49%の3.74億円
◇下落銘柄◇
4704(トレンドマイクロ) 通期営業利益予想を444億円に下方修正(従来:564億円)、市場予想は550億円
4324(電通) 本日決算発表予定、昨日のプレビュー弱くADRでは売られた
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・東映アニメ 「ドラゴンボール」「ワンピース」グローバルのIP力は万全
・セイコーG 好決算 アナリスト評価が上昇
・ブルーゾーンHD 地方スーパー再編の主導役 1Q好発進
・ミーク、出直り歩調 第2の柱が成長
▼日刊工業新聞▼
・企業庁、中小予算を当初で一本化 切れ目なく投資支援 総額1兆円規模
・東レエンジ、航空機に照準 炭素繊維装置・AI 本格営業
・霞ヶ関キャピタル、埼玉に冷凍自動倉庫 業務負担を改善
▼日経MJ▼
・ユニ・チャーム 機能・安心感抜群 大人用紙おむつ・ライナー
・フリュー、XRで芸能人と動画撮影プリ機
・タイミー、長期雇用へ一日体験 相性見極め、ミスマッチ抑制
<本日の相場>
本日の日本株相場は戻りを試す動きとなろう。昨晩の米主要3指数は揃って上昇。7月のPPIが市場予想を下回ったことなどから早期利上げ懸念が後退し、S&P500指数は約1週間ぶりに史上最高値を更新した。この流れを引き継ぎ、朝方の日経平均株価は買い戻し優勢でスタートしよう。引け後の決算を受け半導体製造装置大手のアプライド・マテリアルズの株価が時間外で冴えない動きとなっているが、日本株市場ではむしろ昨晩、米国株市場でメモリ大手のサンディスクが30/6期まで高い成長が続く見通しを発表したことの方が材料視されよう。AI関連銘柄を中心に戻りを試す動きが期待できそうだ。
〇物色の裾野拡大に期待
本日で国内主要企業の4-6月期決算発表が一巡する。今回は、円安基調に加え、米テック大手による巨額のAI投資の恩恵が幅広い業種へと広がっていることや、価格改定やコスト削減などの構造改革が進展しつつあることが改めて確認された。良好な企業決算を受けて日経平均株価の予想一株利益(EPS)は再び増加している。今後は、アナリストによる投資判断や目標株価の変更が活発化すると考える。投資家の関心は徐々に「AI関連銘柄か否か」の物色から「業績成長が期待できる銘柄」へと変化しよう。売買代金ベースでも一部の銘柄への物色集中は和らぎつつある。物色の裾野が拡大することで、日本株相場は底上げの動きが期待できよう。
〇化粧品株に注目
物色面では、化粧品企業に注目したい。化粧品といえば、足元では良品計画(7453)やマツキヨココカラ(3088)など小売店が手掛けるPB(プライベートブランド)や韓国・東南アジアなどの海外化粧品が人気化している。一方、国内メーカーはコスト上昇や競合激化、日中関係悪化によるアジア事業の不振等に苦しんでいた。ただ、各社コスト削減や商品ブランドの統廃合など構造改革を進めることで、直近の業績は改善基調となっている。実際、資生堂(4911)は主要ブランドの売り上げが4-6月からプラスに転じたほか、ロート(4527)もスキンケア製品「肌ラボ」値上げが業績拡大につながったもよう。決算をきっかけに株価も回復基調を強めており、素直に追随したい
<材料銘柄>
- MUFG (8306): 日本国債レポ取引のオンチェーン化実証実験で協業開始
- ファストリ (9983):「買い」格付け再開、目標株価は8万8000円-招商証券
- ブリヂストン (5108):「市場平均並み」に格下げ-Bernstein
- スズキ (7269):「買い」に格上げ-シティ
- 資生堂 (4911):「買い」に格上げ、目標株価は3860円-招商証券
- ネクソン (3659): 通期配当予想上方修正、市場予想上回る
- トレンドマイクロ (4704): 通期営業利益予想下方修正、市場予想下回る
- ヤマハ (7951):「中立」に格下げ、目標株価は1400円-SBI証券
- 上組 (9364): 連 1Q 営利 -9.45% 87億1000万円
- カドカワ (9468): 連 1Q 営利 -45.5% 12億6000万円
- トライアル (141A): 連 通期 営利 +43.9% 303億7000万円
- 加賀電子 (8154): 連 1Q 営利 +30.5% 84億6000万円
- パワーX (485A): 連 中間 営利 赤字縮小 -10億7000万円
- エレコム (6750): 連 1Q 営利 +28.6% 38億7000万円
- サンケン電 (6707): 連 1Q 営利 赤字拡大 -20億8000万円
- フリー (4478): 連 通期 営利 +78.9% 10億9000万円
- サイボウズ (4776): 連 中間 営利 +15.5% 59億6000万円
- カシオ (6952): 3Dインベストメント・パートナーズの株持ち分が4%に低下
- カネカ (4118): 1Q営業利益、市場予想上回る
- メタプラ (3350):連 中間 営利 +136.4% 33億3000万円
- 住友大阪 (5232): ゼナーAMが5.5%保有-大量報告
