●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(7日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は反発し、S&P500は史上最高値を更新。週間ベースではNYダウが+3.0%、S&P500が+3.6%、ナスダックが+5.2%。7月の雇用統計が市場予想を下回り、9月の利上げ観測が後退する中、米国株は上昇して始まった。前日に9億株超のロックアップが解除されたスペースX(+15.8%)が続伸し、ナスダック中心に堅調に推移。通期業績見通しを引き上げたクラウドフレア(+5.6%)などソフトウェア株も買われた。午後にかけては、原油高が相場の重荷となる中、ホルムズ海峡を巡る合意動向や、翌週のインフレ統計を見極めようと、米国株の上値が重い場面も。もっとも引けにかけて、「米国が対イラン海上封鎖をオマーン合意が発表され次第解除へ」 と伝わり、原油価格の上昇が一服すると、主要3指数は買い優勢となり、反発して取引を終えた。個別では、通期の売上高見通しを上方修正したエアビーアンドビー(+17.4%)が上昇した一方、カナダのAI半導体スタートアップ企業の買収を発表したアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(-1.2%)が下落した。
経済指標動向
■7月非農業部門雇用者数、市場予想を下回る
労働省が発表した7月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月比-2.3万人となり、市場予想(同+8.0 万人)を下回った。
■7月NY連銀1年先インフレ期待、3.63%に低下NY連銀が公表した7月の月次調査によると、米消費者の1年先のインフレ期待(中央値)が3.63%となり、市場予想(3.69%)を下回った。
<日本株ADR>
決算中心の値動き継続
◇上昇銘柄◇
6098(リクルート) 通期売上高を4.23兆円に上方修正、市場予想の4.05兆円を上回る。GS, UBS, 野村, CLSAは目標株価を上げ
4004(レゾナック) 6日に好決算を公表。営業益の四半期ベースで過去最高。AI需要の恩恵を受けている
◇下落銘柄◇
6753(シャープ) 通期営業利益を490億円から300億円に下方修正。UBSと野村は目標株価を下げ
5020(ENEOS) 米・TPCグループを買収。債務含む12.8億ドル。Jeffriesはレーティングを規制
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・レーザーテックが急落 受注の伸びに失望
・SBG 17%最終減益 NAVは過去最高に
・ニッポン高度紙 AI向け設備投資関連 最高益予想に上乗せ
・任天堂、大幅増益 ソフト販売絶好調
▼NIKKEI Prime▼
・フォード、北米で3万ドル切るEV 車名は「ファゾム」
・インスタのAI機能、発表3日で終了 メタ爆速経営の功罪
・AI半導体の難所攻略へ レゾナックとimec、1000W発熱再現
▼日刊工業新聞▼
・キリン、加サプリ大手を2183億円で買収 北米でヘルス参入
・中山製鋼所、新電炉建設の資金調達 阪和興業・ヨドコウと資本提携
・カナデビア、食品選別機事業を吉泉産業に売却 成長領域に経営資源
▼化学工業日報▼
・硫酸法酸化チタン撤退 石原産業グループ MLCC向けなど注力
・レゾナックHD AI向け半導体材料急伸 CCL、売上高4倍弱へ
・旭化成ライフサイエンス 製薬向けウイルスろ過フィルター 大型品投入、増強も検討
▼日経MJ▼
・「エース」初の登山用リュック あす11日は山の日 ナイガイ、山好き社員が着圧靴下
・小江戸・川越から しょうゆ蔵へ 金笛しょうゆパーク 訪日客2年で倍増、体験も
・ベイシア、PBに価格訴求型 構成比30%めざす 「プレミアム」は専門店分析も
<今週の相場>
先週末の米国株市場は、主要3指数が揃って上昇し、S&P500は史上最高値を更新した。注目の7月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比2万3,000人減となり、市場予想の8万人増を大幅に下回った。また、過去2ヵ月分も下方修正されるなど、労働市場が想定よりも軟化していることが示唆されたことで、FRBによる早期の利上げ観測が後退し、株式は買いが優勢となった。CMEの日経平均先物は、66,315円で返ってきており、本日の日本株は朝方から買い優勢でのスタートとなろう。もっとも、6月下旬から7月末にかけての相場の急落の反動で、上値では戻り待ちの売りが出やすく、日経平均株価は直近3営業日とも25日移動平均線(MA)で上値を抑えられている。本日は寄り付きから25日MAを上回ってくることが想定されるが、明日が祝日で休場となるなか、引けにかけては様子見ムードも広がりやすく、終値でも25日MAを維持できるかが注目されそうだ。また、今週の日本株相場は方向感に乏しい展開を見込む。今週は米国で7月の消費者物価指数(現地12日)、7月の生産者物価指数(同13日)、7月の小売売上高(同14日)など重要な経済指標の発表が相次ぐ。他方、国内ではお盆休みで市場参加者が減少することが想定され、積極的な売買は手控えられやすいとみる。薄商いのなかで、値動きが大きくなりやすい点には注意が必要となろう。
〇好業績銘柄の見直しも
今週は1,000社以上の企業が決算発表を予定しているが、一部の小売企業や保険会社を除くと、中小型株の決算発表が中心で、先週末までに主要企業の決算は概ね出揃った。決算発表が概ね一巡したことで、改めてこれまでの決算内容を見直す動きが強まることが予想され、好業績銘柄に注目が集まりそうだ。個別企業では、明治HD(2269)やシマノ(7309)などに注目できよう。明治HDの27/3期1Q営業利益は、前年同期比28%増となり、市場予想も18%上回った。2Q以降は、円安や中東情勢などによるコスト増も想定されるが、価格改定やコスト削減などで対応していく方針。また、明治HDでは、中国、日本で構造改革を実施しており、来期以降も堅調な業績が期待できよう。シマノの26/12期上期営業利益は、前年同期比3%減となったが、市場予想は13%上回った。コロナ禍の自転車ブームの反動で低調な業績が続いていたが、欧州、中国では在庫調整が進展している。来期にはロードバイクの新製品も投入する予定となっており、今後の収益性向上が期待されよう。
<材料銘柄>
- ソフトバンクG (9984): 出資する米フォームラブズ、IPOに向け初期協議-関係者
- エネオスHD (5020): TPCグループ買収、債務含む評価額12.8億ドル
- 三井住友TG (8309): 三井住友信託、中古不動産の再生へ200億円ファンド-日経
- 中部電力 (9502): 通期純利益予想据え置き、市場予想下回る
- 関西電力 (9503): 大飯発電所3号機、原子炉自動停止-警報発信で8日夜
- ニデック (6594): 個人株主が永守氏らに287億円支払い求め代表訴訟-違法株主還元と
- 日本ペイントHD (4612): 2Q営業利益、市場予想上回る
- 蘭アクゾ買収拒否は「想定の範囲内」-若月共同社長
- 三菱重工 (7011): JAXA、H3ロケット9号機「みちびき7号機」を11日に打ち上げ
- リクルートHD (6098): 通期売上高予想上方修正、市場予想上回る
- KDDI (9433):1Q営業利益3,142.5億円-前年同期2,594.7億円
- ゆうちょ銀 (7182): 1Q純利益、市場予想上回る
- 日本郵政 (6178): 1Q純利益1,253.0億円-前年同期677.0億円
- 三菱地所 (8802): 1Q営業利益、市場予想上回る
- INPEX (1605): 通期営業利益予想1.22兆円、従来予想1.09兆円~1.37兆円
- 三井不動産 (8801):1Q営業利益、市場予想上回る
- テルモ (4543): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- セコム (9735):1Q営業利益、市場予想下回る
- キリンHD (2503): 通期事業利益予想上方修正、市場予想上回る
- オリンパス (7733): 1Q営業利益、市場予想上回る
- 三菱HCC (8593): 1Q営業利益、市場予想下回る
- かんぽ生命 (7181): 1Q純利益、市場予想上回る
- 三井金属 (5706): 通期営業利益予想上方修正、市場予想下回る
- ゼンショー (7550): 連 1Q 営利 +57.5% 248億2000万円
- ニトリHD (9843): 1Q営業利益、市場予想上回る
- 出光興産 (5019): 連 1Q 税前 +1376.2% 3168億9000万円(IFRS)
- ふくおかF (8354): 1Q純利益、市場予想上回る
- 大日本印刷 (7912): 1Q営業利益、市場予想上回る
- NXHD (9147): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- 堀場製 (6856): 通期営業利益予想上方修正、市場予想とほぼ同じ
- マクドHD (2702): 通期営業利益予想上方修正、市場予想下回る
- SGHD (9143): 1Q営業利益、市場予想上回る
- 菱ガス化 (4182): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- 住友林業 (1911): 通期営業利益予想下方修正、市場予想下回る
- サイバーA (4751): 通期営業利益予想上方修正、市場予想下回る
- セイコーG (8050): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- 日揮HD (1963): 1Q営業利益、市場予想上回る
