●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(6日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄
●本日の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は下落。ホルムズ海峡の一部再開に向けたイランとオマーンの最終合意の動向が注視される中、米国株は横ばい圏で始まった。もっとも取引開始後に、NYダウは利益確定売りが入り、売りに押された。「新たな社債発行で最大250億ドルの調達を目指す」と伝わったアルファベット(-1.3%)などコミュニケーションサービスセクターが下落。また、7-9月期の売上高見通しが市場予想を下回ったサンディスク(-6.8%)など半導体メモリー株の一角が売られた。午後にかけて、「合意では米・イスラエル船舶のホルムズ海峡通過は禁止」と伝わると、原油先物価格が一段と上昇し、NYダウは軟調に推移。一方、ナスダックは横ばい圏でもみ合いが続いた。テキサス州の半導体工場向けに自社発電所の建設計画を明らかにしたスペースX(+6.1%)が買い戻された。引けにかけては、翌日の雇用統計を前に積極的な買いは控えられ、最終的にNYダウは6日ぶりに反落して引けた。個別では、社長のタラプラガダ氏が退任したセールスフォース(-3.2%)が下落した。
経済指標動向
■7月チャレンジャー社人員削減発表数、前年比-46.1%
民間再就職会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが発表した7月の米国の人員削減発表数は前年比-46.1%となった。
■4-6月非農業部門労働生産性、市場予想を上回る
労働省が発表した4-6月期の非農業部門労働生産性(速報値)は前期比年率+1.4%となり、市場予想(同+0.6%)を上回った。一方、単位労働コストは同+1.3%となり、市場予想(同+2.1%)を下回った。
■新規失業保険申請件数、市場予想を下回る
労働省発表の8月1日終了週の新規失業保険申請件数は19.9万件となり、市場予想(20.5万件)を下回った。
<日本株ADR>
決算銘柄中心、本日は決算発表数ピークの700社以上
◇上昇銘柄◇
7974(任天堂) 1Q営業利益1426億円、市場予想741億円の1.9倍
4536(参天薬) 1Q営業利益81.2億円、市場予想91.4億円を下回ったものの純利益は71.9億円と前年同期比+22%(市場予想:68.1億円)
◇下落銘柄◇
2413(エムスリー) 1Q営業利益180.8億円、市場予想208.3億円を下回った
4901(富士フィルム) 通期売上高予想3.56兆円に上方修正(当初:3.47兆円)も、1Q連結純利益は374.2億円と前年同期比-30.4%
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・AI、半導体、航空宇宙・防衛などがけん引 設備投資関連 好決算 THK、オークマなど大幅増額
・安藤ハザマ 収益増額含みの累進配当・高利回り株 高値期目を前に押し幅3分の1戻し肉薄
・花王 1年11ヶ月ぶり高値の背景 急伸相次ぐ「優待新設・導入」発表
・メルカリ、初の自社株買い 前期は業績上振れ、連続最高益へ
▼NIKKEI Prime▼
・7月輸入車販売10%減 EV比率2割迫る、テスラがけん引
・光電融合CPO、鍵は光変調器 NVIDIA採用方式が次の覇権か
・ソフトバンク、空飛ぶ基地局「災害対策が一丁目一番地」
▼日刊工業新聞▼
・トヨタ、来年の世界生産計画1000万台超 国内350万台、供給網維持
・富士フHD、複合機子会社を分離へ 上場視野
・旭化成、電解液技術で中国参入 ハイケムと契約 リチウム電池向け
・ニュース拡大鏡/ANA、運行管理を羽田と分担 北海道に新拠点
▼化学工業日報▼
・ダイセル AI向け エンプラ増強 PPS、第3拠点検討 LCP、年度内に決定
・三菱ガス化学 半導体パッケージ用途 低ソリ積層材 タイで生産へ 日本と2拠点体制に AI向け供給強化
・東亞合成 接着剤、中国で細分化戦略 用途に合わせ製品展開
▼日経MJ▼
・無印良品が「着るスキンケア」 インナーの繊維に潤い成分 化粧品登録、30回洗っても機能保持
・ヤナセのBYD販売店、開業1ヶ月 軽EV「ラッコ」シニア層呼ぶ 「シーライオン6」も人気集中
・ゼブラ、紙と画面の二刀流ペン 1万6,500円、初動は「予定上回る」 家電量販を開拓、学生や看護師に
<本日の相場>
本日の日本株相場は方向感に欠ける動きとなろう。昨晩の米国株市場において主要3指数は揃って下落。ホルムズ海峡の開放を巡る関係国の協議で、イラン側が厳しい条件を突きつけていると伝わったことなどが投資家心理の重しとなった。この流れを引き継ぎ、朝方の日経平均株価も売り優勢でスタートしよう。その後は、今晩発表予定の7月の米雇用統計を見極めたい投資家が多い中で、次第に様子見ムードが強まりそうだ。
〇「業績成長加速」に向けて動き出す日本企業
主要企業の4-6月期決算発表が佳境を迎えている。これまでの決算を振り返ると、世界的なAI・データセンター投資拡大による特需を、上手く自社製品やサービスに取り込んでいる企業が多い印象だ。実際、日経平均株価の予想EPSは再び増加基調にある。また、注目したいのが成長投資や事業の選択と集中などについて言及する企業が増えてきている点だ。例えば、アドバンテ(6857)はSoCテスターの更なる生産能力拡充を加速させる方針を示したほか、古河電(5801)は光ファイバーケーブルの生産能力増強を発表している。加えて、昨日引け後には富士フイルム(4901)が複合機事業を分離・上場する方針を発表した。直近の好決算発表に留まらず、企業が更なる「稼ぐ力」の向上に向けて積極的に動き出している点は素直に好感できよう。
〇復活基調のDX関連企業
物色面では、DX関連企業の一角が決算をきっかけに買い戻されており、注目できよう。米アンソロピックの自律型エージェント機能の発表などをきっかけに、AIが既存のソフトウェアやDXサービスを代替するようになることへの警戒感などから関連銘柄は揃って冴えない動きとなっていた。ただ、足元の決算では、生成AIは上手く自社製品やサービスに取り込めている企業にとって、競争力強化につながることが確認されつつある。例えば、NEC(6701)の「BluStellar」や日立(6501)の「Lumada」、富士通(6702)の「Uvance」などは、生成AIにこれまで蓄積してきた知見や成功ノウハウを組み合わせることで、付加価値の高いサービスの提供へとつなげている。これに伴い、「提供して終わり」から継続的に収益を得られるビジネスモデルへと変化しているほか、収益性も改善基調にある。株価は戻りを試す動きとなっており、追随したい。
<材料銘柄>
- トヨタ (7203): 国内9工場、台風で7日の操業を停止-共同
- ソフトバンクG (9984): インテル株上昇恩恵も1Q減益-AIバブル懸念払拭道半ば
- 任天堂 (7974): ソフト好調、「スイッチ2」の値上げ影響焦点に-1Q営業益2.5倍
- オリックス (8591):1Q営業利益、市場予想下回る
- 味の素 (2802): 通期純利益予想上方修正、市場予想下回る
- 富士フイルムHD (4901): 通期売上高予想上方修正、市場予想上回る
- ビジネスイノベーション事業のスピンオフを検討
- JX金属 (5016): 通期営業利益予想を上方修正
- ホンダ (7267): 車台開発を印タタ・グループ企業に委託、コスト減で-関係者
- レーザーテック (6920): 通期営業利益予想、市場予想下回る
- 楽天G (4755):「アウトパフォーム」格付け再開-マッコーリー・グループ
- 三菱ケミG (4188):「買い」に格上げ、目標株価は1600円-SBI証券
- ニコン (7731): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- コスモエネ (5021): 1Q営業利益、市場予想上回る
- 10月処理分まで原油手当て済み-代替ルートや米国産活用
- 三菱マ (5711): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- コーセーHD (4922): 2Q営業利益、市場予想上回る
- 住友不動産 (8830): 1Q営業利益、市場予想上回る
- 大和ハウス (1925): 通期営業利益予想上方修正、市場予想とほぼ同じ
- レゾナックHD (4004):通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- ダイフク (6383): 通期営業利益予想を上方修正
- しずおかF (5831): 通期配当予想上方修正、市場予想上回る
- 参天製薬 (4536):1Q営業利益、市場予想下回る
- ロート製薬 (4527): 通期営業利益予想上方修正、市場予想とほぼ同じ
- 東京建物 (8804): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- エムスリー (2413): 1Q営業利益、市場予想下回る
- SUMCO (3436): 2Q営業損失10.9億円、市場予想損失18.6億円
- 島津製 (7701): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- 栗田工業 (6370): 連 1Q 税前 +63.9% 146億2000万円(IFRS)
- ブラザー工業 (6448): 通期営業利益予想上方修正、市場予想とほぼ同じ
- 楽天銀 (5838): 連 1Q 税前 +26.2% 302億1000万円
- マクドHD (2702):7月既存店売上高+5.1%
