●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日本株ADR
●今週の相場
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<US時間外>
ラムリサーチが6%超の下落も詳細不明
◇上昇銘柄◇
APLD(データセンター運営): B.ライリー証券はアプライド・デジタルの買いを維持、目標株価を8ドルに引き下げ
◇下落銘柄◇
SPWH(スポーツ用品関連): 狩猟部門の売上は前年比3.9%減で、他のすべての部門は2桁の落ち込みだった
<日本株ADR>
◇上昇銘柄◇
9501(東京電) 乾式貯蔵施設の認可申請 福島第2原発、25年度着工
6506(安川電) 中国の景況感や半導体市場は底打った、急加速の可能性もと社長談
◇下落銘柄◇
3092(ZOZO) JPモルガンが「中立」に格下げ、目標株価は3600円
<今週の相場>
今週の日本株相場は、不安定な展開を想定する。米国での3月CPIやFOMC議事要旨の公表のほか、欧州ではECB理事会など、海外で為替相場の変動につながるイベントを控えている。足元は、「想定以上に底堅い米国経済⇒利下げタイミングの一段の後ずれ」に繋がっており、株式市場でも警戒する動きが広がろう。また、国内では週末の先物・オプション4月物の特別清算指数(SQ)算出に向けて、日経平均株価は先物主導で波乱含みとなる場面がありそうだ。尚、10日には日米首脳会談が開催予定。安全保障に加え、半導体やAI、量子など幅広い分野で日米間の協力を確認する計画で、株式市場でも関連銘柄が関心を集めよう。
〇押し目買い意欲の強さは健在
足元は海外動向を睨み、日本株市場もやや波乱含みで推移している。日経平均株価の日中値幅は拡大しており、今週も海外市場や為替の動向を睨んだ神経質な動きは継続しそうだ。一方、日経平均が伸び悩んだ3月第4週の投資主体者別売買動向では、海外投資家や信託銀行が売り越しとなる半面、個人投資家は2週間ぶりに買い越し(現金+信用)に転じており、押し目買い意欲は引き続き強い。日経平均株価は下落する場面があっても、深押しは一時的と考える。
〇投資家の関心は個別企業の業績動向へ
国内では決算シーズンへ突入していくこともあり、投資家の関心は個別企業の業績動向へと移ろう。特に、今週は小売をはじめ消費関連企業の決算発表が相次ぐ。春闘での高い賃上げ率を追い風に、力強い会社計画が発表されれば、出遅れていた内需株を再評価する流れが強まろう。5日引け後には、キユーピーと安川電機が決算を発表。キユーピー(2809)は1Q発表時点で通期会社計画を上方修正。海外では中華系レストランでの使用が拡大しているほか、国内では値上げの浸透やドレッシングの売上好調が寄与したもよう。昨年の鳥インフルエンザ感染拡大による卵の需給ひっ迫が和らいだことも追い風となっており、素直に評価できよう。一方、安川電(6506)は今期増益予想も市場予想に届かず。会社側は「25/3期に入ってから受注に明るい兆しが出ている」とコメントしたが、足元の四半期受注はマチマチで、今期どの程度の業績回復となるかはまだ不透明。目先は材料出尽くしの動きとなりそうだ。
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