富士山零合目(6月9日) | 鳥の思い出

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6月9日は富士北麓へ。

ターゲットはずばり、ノジコである。

では簡潔に(笑)


御殿場駅から河口湖行きに乗車し、路線バスの旅を楽しむ。山中湖畔の車窓からはコブハクチョウの親子を2箇所で見かけた。


浅間神社前で下車し、吉田口登山道(にいたる道)を進む。予報どおりの曇りで、日中も楽しめそうな雰囲気。神社の域内からすでにキビタキ、クロツグミ、センダイムシクイを確認した。


中ノ茶屋からは林道を選んだ。歩行者は私だけ。クルマが案外多いのはストレスだったが、鳥の気配はとても濃かった。夏鳥入門にはもってこいかも。



 

あれ?キビタキ雄が止まっていた枝に、代わって地味なのが止まった。でもこれはキビタキの雌ではなく、コサメビタキだろう。人気スポットかな。


コルリも個体数は多かった。見つけづらいが、たまにポジションを変えたときが姿をとらえるチャンス。まあでも、見上げでは色は出ない。


いくらか奧へ進むと、アカハラが現れた。目視できたのは成鳥2だが、もう2〜3個体いたように見えた。


キビタキとコルリかそこらじゅうにいたのとは対照的に、オオルリは声を含めてこの1個体のみだった。


鳥はほかに…

サンショウクイ声、ホオジロ、カワラヒワ、ホトトギス声、カッコウ声(遠く)、イカル、ウグイス、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、コゲラ、アカゲラ、キセキレイ、ビンズイ、メジロ、ヤブサメ声、ソウシチョウ、順不同。


ノジコは声も含め気配なし。想定内。一回で会えるほど甘い存在ではなさそうだ。探索継続とする。


帰り道、テンが車道を走ってきて、私に気づくと道路脇の草むらに飛び込んだ。正面から見た姿は胸に黄色いゼッケンをつけてるみたいだった。冬毛姿も見てみたいなあ。


★★★

 

富士山エリアでの探鳥記事はなんと2018年5月以来でした。カラッとして水はけのよい、爽やかな探鳥を楽しむなら断然、丹沢より富士山でしょう。次は一合目を目指そうかな(笑)


と言いつつ、次回記事は『丹沢主稜縦走探鳥』(仮)を予定しております。ではまた!