春の「ほぼ毎朝探鳥」続きをレポートします。前回から一週たち、だいぶ役者が揃ってきました。ただしテキスト主体なのはいつもと変わらず(笑)
【2024年春の渡りリスト更新中】
種名\年 | 2024 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 |
サシバ | 4/07 | 4/06 | 3/28 | - | 5/05* |
センダイムシクイ | 4/12 | 4/13 | 4/22 | 4/30 | 4/21 |
キビタキ | 4/14* 4/15 | 4/19 | 4/20 | 4/26 | 4/24 |
サンショウクイ | 4/17 | 4/19 | 4/29 | 4/22 | 4/21 |
コルリ | 4/18 | 5/06+ | - | 4/26 | 5/04* |
ヤブサメ | 4/18 | 4/22+ | 4/14 | 4/08 | 4/22 |
エゾムシクイ | 4/18 | 5/2 | ? | ? | ? |
コマドリ | 4/20* | - | - | - | - |
4/20イカル、アオバト声、4/21トラツグミ声 | |||||
アカハラ | 未 | 4/13 | - | 4/19 | 4/21 |
オオルリ | 未 | - | 4/21 | 4/20 | 4/29* |
ツツドリ | 未 | - | - | - | 4/26 |
(無印麻生区、+多摩区または青葉区、*町田市)
【4月16日】
曇り。新規夏鳥なく、初認済みのキビタキやセンダイムシクイも鳴かなかった。つまりガビチョウ、コジュケイ、ウグイスの聞き慣れた日常の朝。この日の夕刻はかなり南風が強く吹き、渡りの波を予感させるものはあった。
【4月17日】
小雨からの雨、晴れと大気が不安定。キビタキやセンダイムシクイの気配は消えてしまったが、上空をサンショウクイの声が通過した。おそらくリュウキュウではないほうの。その識別に関しては別の機会に特集できればと思っている。
【4月18日】
曇り。わが谷戸にもついに渡りの波が来た。
まだ5時台で暗いが、声を聞くなら早すぎるということはない。家を出て最初の小公園ですでにキビタキが鳴いていて、近くではかすかにヤブサメの高周波音。ヤブサメはちょっと遅めの初認となった。上空にはこの日もサンショウクイの声。
メインの大公園に入ると、いきなりエゾムシクイの声を初認。センダイムシクイ、キビタキも一気に増えた。
さらに冬の間ルリビタキ雄が滞在した暗い谷戸奥の笹藪から、確実なコルリの声を初認した。コルリはかなり声が近かっただけに粘りたかったが、この日は絶対に遅刻できない。涙を飲んで切り上げた。
【4月19日】
晴れ。雰囲気として前日と変わらずムシクイとキビタキが賑やか。そしてコルリは前日と同じ笹藪で再び鳴いてくれたが、やはり姿を拝むことはできなかった。ほか、久々にカケスを3個体確認した。
【4月20日】
曇り。コルリのポイントに直行したが、さすがに抜けたか鳴かない。ムシクイとキビタキは変わらず。こんな時期にイカルを初認したほか、アオバトの声を初聞きした。ツグミはまだまだ多い。シロハラが巣作りの真似事か、スギの樹皮かなにかを咥えていた。
休日なので、自転車で隣接エリアへ足を伸ばした。ひたすらガビチョウだらけなのをはじめ、気配は毎朝回っているフィールドとそう大きく変わらない。
エゾムシクイを撮影していると、背後からコマドリの声が聞こえたような気がして引き返したら、本物で間違いなかった。
★さえずりメドレー:コルリ→コマドリ★
一瞬それらしい姿も見えたものの、やはり撮影はかなわなかった。しかし多摩丘陵でコマドリの立ち寄りを自ら確認したのは初である。
【4月21日】
曇り。前三日と比べると静かで、ムシクイ類の声は聞けず。波が去ったか。いっぽう、わが谷戸ではレアなトラツグミの声を聞いた。トラツグミは秋の渡りで見たきりで、本年初認扱い。冬の間見逃していたのか、渡りの個体なのかはわからない。
★アオジ→シロハラ→トラツグミ★
なんとアオジもスマホ単独での撮影。
アカハラ、オオルリへ。
首を長くして待っているよ\( ˆoˆ )/
ではまた来週、と言わずもっと早く何か紹介したいですね!