2024年映画4本目「彼とわたしの漂流日記」 | 穏やかに生き急げッ!

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映画・小説ネタはすべてネタバレですので見てない方は気をつけてくださいね。

2024年映画3本目は2009年韓国制作

「彼とわたしの漂流日記」

 

【超ざっくりストーリーは】

漢江(韓国の川ね)に掛かる橋から飛び込んで自殺を図った主人公。

しかし、漢江にある小さな無人島に打ち上げられます。

そこはちょっと泳ぎが達者な人なら対岸に辿り着けそうな距離ですが、主人公は絶望的なカナヅチです。島を脱出することを諦め、そこでサバイバル生活を始めるます。

一方、川岸に建つマンションの一室に3年もひきこもる孤独な女性は、カメラの望遠レンズ越しに主人公を発見します。

ある日、台風で増水し主人公の全てが流され、役所から島から退去させられ居場所を失った主人公は飛び降り自殺するため高層ビルへ向かいます。

 

【感想は】

ちょっとありえない設定だけど、韓国映画ならありえるかも?って思わせるところが上手いぞっ!で、79点!

 

 

これが漂流した無人島(パム島)です。ここに漂着します。

こんな大都会ソウルに近いのですが主人公は泳げないし、どうやら橋脚からも登れないようです。

ここでいろんな世間のしがらみから逃れられた主人公はたくましく畑まで作って自給自足します。

今まで来ていた自身のスーツで案山子を作り話しかけるところなど

トムハンクスの「キャストアウェイ」を彷彿させます。

 

「キャストアウェイ」はバレーボールのメーカーがウィルソンなんで、バレーボールにウィルソンって名前を付けて話しかけます。

 

 

主人公は役所の人間に発見され、陸地に連れ戻されます。

自分の居場所を失った主人公は高層ビルで飛び降り自殺するためにバスに乗ります。

それを引きこもりの女性は阻止するために、家を飛び出しバスを追いかけ走る!走る!

そこで2人は初めて出会います。

 

たぶん、ハッピーエンドでしょう。

韓国映画らしくはっきりしないラストです。

 

 

字幕版を見たのですが、吹き替え版はきっとダメなような気がします。

きっと朝鮮語の爆発的な発音が日本語と合わないのでしょう。たぶん。

 

でも、上手いなぁ。韓国映画。