2024年読書1冊目は宮嶋勲 著
「最後はなぜかうまくいくイタリア人」
【超ざっくりストーリーは】
・アポの時間は努力目標。時間の遅れは正確なルールに基づいて遅れる
・仕事とプライベートはあえて分けない。公私混同するが私の時間に仕事が割り込んでも寛容
・計画は立てなくても最後は何とかする
・分業ができない。各人がなんでも屋。複数のことはできず、ひとつずつ作業を進めることを好む
・何事もダメもとで果敢にトライ。人生の醍醐味は最終目的ではなくその過程、寄り道にある
・自分が嫌なことに立ち向かえないだけでなく、人が嫌な思いをしたり、悲しい思いをするのも苦手
・実用性より美しさ、体裁を繕うのが好き
・イタリアの南の方は待機主義で、一瞬のチャンスをとらえる集中力はすごい
・家族の結束が非常に強い。「友人の友人」という薄いコネでも問題が解決
・食卓の時間が長く、人生のほとんどすべての問題を解決する場
(Amazonより)
【感想は】
なんの予備知識なしで手に取ります。
題名からして「日本人はきっちりやりすぎなんだよ!もっとイタリア人みたいに楽しもうぜ!セニョリータ」的な自己啓発本かと思っていましたが、イタリアとの付き合いが30年来の筆者から見た、イタリア北部・南部の県民性やイタリア人の10分先の事は考えない。予定は遅れて当たり前。みたいな内容です。
毎年、SSTRで能登半島ツーリングに行くのに頼まれもしないのにタイムスケジュールを作成して
「オンタイムは遅れてるのと一緒なんだよッ!!」
ってムキになって言っている私はイタリア人みたいになりたいです。セニョリータ。