2024年映画2本目「解夏」 | 穏やかに生き急げッ!

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映画・小説ネタはすべてネタバレですので見てない方は気をつけてくださいね。

2024年映画2本目は2003年日本制作

「解夏」

 

 

【超ざっくりストーリーは】

“ベーチェット病”と言う難病に冒され、やがて失明すると宣告された小学校教師の隆之。

教師を辞め故郷の長崎に帰ります。

長崎では母親、モンゴルで調査をしていた彼女と3人で暮らします。

そして、隆之は失明します。

 

 

【感想は】

俺は失明が迫ったらこんなに風に過ごせるのか??で、68点!

 

作品としては決して悪くありませんし、さだまさし氏の原作「解夏」のイメージも崩れていないように思います。

ただ、正月は元旦に観た「ひとくず」に続いて涙活しようと思っていたのですが、泣き虫の私でも涙することはありませんでした。

なので作品としてはいいのですが、私の泣きたい願望と違ったので少々点数は低めにつけました。

 

題名の「解夏」とは

インドのでは雨が降る3カ月は僧侶は外を歩き回らなかったようです。

その雨の季節には虫や植物が命を育む季節なので、歩く事により命を踏まないようにするためだそうです。

その雨の季節の始まりを”結夏(ケツゲ)”、その季節が終わる日を”解夏(ゲゲ)”

主人公の目が見えなくなるまでの恐怖心が”行”となり、目が見えなった時は、目が見えなくなる恐怖心から解放されるので”解夏”だそうです。

 

大沢たかおの長崎弁はよく喋っていたと思います。

すでに九州出身の私ですがネイティブスピーカーではないので片言の九州弁になってしまいます。

私の九州弁はデビ夫人の日本語並みです。