2022年映画47本目「ビースト」 | 穏やかに生き急げッ!

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映画・小説ネタはすべてネタバレですので見てない方は気をつけてくださいね。

2022年映画47本目は2022年アメリカ制作

「ビースト」

 

あらすじは

医師のネイト・ダニエルズは娘二人と共に、亡き妻と初めて出会った南アフリカを旅行する。

現地で狩猟禁止保護区を管理する旧友の生物学者・マーティンと再会した彼は、広大なサバンナでのドライブを楽しむ。

そんなとき、密猟者の魔の手から生き延びたことで人間への憎悪を募らせた、魔獣と呼ばれる凶暴なライオンが出現し、ネイトは娘たちを守るため命懸けの闘いに身を投じる。

(シネマトゥデイより)

 

感想は

58点

良くも悪くも予告編通りです。それ以上の盛り上がりもそれ以下の盛り下がりもないです。

93分とコンパクトにまとまっているのですが、なんとなく中弛みします。

ライオンは全てVFXと言うことですが、全く違和感はありません。

違和感は無いのですが炎に包まれても不死身なサイボーグ的なライオンではあるんですが・・・

 

 

自分の群れを密猟者に殺されたライオンは人間に対して復讐します。

ジュラシックパークシリーズのラプトルみたいにずる賢く人間を襲います。

最初に長女が来ているTシャツがジュラシックパークだかワールドのTシャツですがなんか関係あるのでしょうか?

ストーリーには全く関係ありませんでした。

そんな狡賢いライオンと格闘技素人のパパがナイフ一本で戦うのですが、意外と傷が浅く助かります。

なんだかそれもこの映画を白けさせる要因の一つに感じますが、ハッピーエンドで終わらすには死なせるわけにはいかないのでしょうがないです。

 

 

もう一つ、私の心を白けさせたのが厨二病真っ盛りの長女です。

離婚した父親のことは責めるし、ライオンが何処にいるのかも分からないのに出歩くしといちいち反抗します。

 

この映画で良かったのは角目のランクル60です。

画像を探したのですが本作に登場したランクルは見つかりませんでした。

まぁ、こんな感じですが右ハンドルの本気のアドベンチャー仕様でボンネットに縞鋼板が張ってあったり、シュノーケルを付けてたりでカッコ良かったです。

アフリカって右ハンドルって国もどうやら多いようです。

イギリスの植民地の関係もあるのでしょう。

 

観客はなぜかお年寄り夫婦を多く見かけました。

お年寄りらしくエンドロールが流れ出した途端退出されます。

今はエンドロールが終わるまで見る方が多いですが、私が学生の頃はみんなエンドロールで帰っていました。

訳知り顔の映画マニアが「エンドロールまでが映画なんだよっ!」って叫んでいるのを横目で見ながら退出してましたが、今では立派な訳知り顔の映画マニア”風”になってしまいました。

 

 

退  屈  し な い 度:★★☆☆☆
人  に  勧 め る 度:★★☆☆☆
数年後に見返す度:★☆☆☆☆