2022年映画48本目「犬に名前をつける日」 | 穏やかに生き急げッ!

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生き急がないと!って気ばかりが焦って結局、昨日何やってたっけ?の記録です。
映画・小説ネタはすべてネタバレですので見てない方は気をつけてくださいね。

2022年映画48本目は2015年日本制作

「犬に名前をつける日」

 

 

あらすじは

愛犬・ゴールデンレトリーバーのナツを重い病気で亡くし、傷心のテレビディレクターの久野かなみ(小林聡美)は、何をしようにも気力が湧かない。

そんなとき、大先輩の映画監督渋谷昶子さんに「悲しむ暇があるなら、犬の映画を撮れ」と励まされ、犬の命をテーマにした映画を撮り始める。

飼い主のいない犬と猫は、「動物愛護センター」で一定期間保護され、飼い主や引き取り手が見つからなければ殺処分されてしまう。

かなみは、センターで殺処分される犬猫や、2011年の東日本大震災後、福島の原発20キロ圏内に取り残された犬猫の姿を目の当たりにして大きなショックを受ける。

しかし、取材するうち、過酷な状況から一頭でも多くの命を救おうとする人たちと出会う。

「ちばわん」は、千葉県を中心に、愛護センターに持ち込まれた犬や猫の里親捜しをする保護団体。代表の扇田桂代さんは、崩壊したブリーダーの店から46頭の犬を救い出したり、被災地の犬猫に無償で不妊去勢手術を行っている。

副代表の吉田美枝子さんは、毎週愛護センターに通い、2015年までに5000頭の犬と猫の命を救ってきた。

(映画「犬に名前をつける日」公式サイトより)

 

感想は

 

映画として見るのなら58点

しかし犬猫の保護についてちょっとでも興味があれば是非見たほうがいい。

 

無責任な飼い主。無責任なブリーダーに腹が立つます。

東日本大地震直後の福島の避難地位域に残された動物たちに涙します。

そんなペットたちを引き取る保護団体の人に頭が下がります。

 

ドキュメンタリー風の映画って体(てい)ですが、小林聡美がテレビディレクター役で演じている以外はドキュメンタリーです。

映像はTVみたいで、ストーリーには盛り上がりも結論もありません。

 

震災によって愛犬と暮らせなくなったお爺ちゃんが出演しているのですが、NHKだかどっかのドキュメンタリー番組で見た覚えがあります。

NPO法人「犬猫みなしご救援隊」代表・中谷百里さん。

この方が広島市動物管理センターに収容された犬猫を全頭引き取ってくれるので広島市の犬猫の殺処分は0になったそうです。

犬を飼っている者としてはこの人には寄付したくなります。

 

駅前で若者が平日の昼間に

「保護犬のために寄付をお願いしま〜すっ!」

と深々とお辞儀をしながら叫んでいます。

 

「そんな時間があれば君が働いて寄付した方が良くないかい??」

って思いながら横目で見ながら通り過ぎています。

 

*その若者と上のポスターとは関係ありません。

 

 

退  屈  し な い 度:★★★☆☆
人  に  勧 め る 度:★★☆☆☆
数年後に見返す度:★☆☆☆☆