2020年映画82本目は2019年アメリカ制作「ワンス・アポン・ア・タイムイン・ハリウッド」
あらすじは
クエンティン・タランティーノの9作目となる長編監督作。
レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、落ち目の俳優とそのスタントマンの2人の友情と絆を軸に、1969年ハリウッド黄金時代の光と闇を描いた
。第92回アカデミー賞では作品賞や監督賞、脚本賞、ディカプリオの主演男優賞、ピットの助演男優賞など計10部門でノミネートされ、助演男優賞と美術賞を受賞した。
テレビ俳優として人気のピークを過ぎ、映画スターへの転身を目指すリック・ダルトンと、リックを支える付き人でスタントマンのクリフ・ブース。
目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに神経をすり減らすリックと、いつも自分らしさを失わないクリフは対照的だったが、2人は固い友情で結ばれていた。
最近、リックの暮らす家の隣には、「ローズマリーの赤ちゃん」などを手がけて一躍時代の寵児となった気鋭の映画監督ロマン・ポランスキーと、その妻で新進女優のシャロン・テートが引っ越してきていた。
今まさに光り輝いているポランスキー夫妻を目の当たりにしたリックは、自分も俳優として再び輝くため、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演することを決意する。
そして1969年8月9日、彼らの人生を巻き込み、ある事件が発生する。
(映画.comより)
感想は
ん〜、3時間余りの尺は必要な内容でしょうか。
1960年代の雰囲気が出ていい感じです。
パンナムカラーのボーイング747も、ちょっとCG臭いですがいい感じです。
パンナム。パンアメリカン航空は1991年に会社が消滅していますが、幼い時には良く聞いた名前です。
それは「兼高かおる世界の旅」です。
この番組でながい間、スポンサーで見慣れた感がありなんとなく懐かしい感じがしました。
あと、大相撲の表彰式でのちょっと小柄な外人さんが「ヒョーショージョーぉ!」の人もパンナムの人です。
なんかパンナム思い出全集になりそうです。乗った事はありません。
感想に戻ります。
本作は、日本映画の「蒲田行進曲」のハリウッド版な感じです。
風間杜夫のキンちゃんがディカプリオで、平田満のヤスがブラッド・ピットです。
最初の2時間は観ないと関係性が分かりませんが、できるなら最初の2時間は飛ばしてラスト1時間を観てもいい感じです。
ラストはちょっと変なヒッピーが富裕層のブタどもを殺せ!って、ディカプリオ宅に入りますが、そこに居たのは薬でちょっとキマりかけたブラビです。
ブラビはブルース・リーみたいな武闘家にも勝てる実力です。
そばにいる飼い犬は世界一狂暴と言われるピットブルです。
そのコンビで武器を持ったヒッピーをやっつけます。
冷静に頭に来て人を殺すんだったらこんな風にぶん殴って殺すんだろうな。ってブラビの場面がいいです。
「うえっ、痛って!」って思わず声に出てしまいます。観てて痛いです。
ピットブルに襲われた女ヒッピーは気がふれてしまいます。
それやぁ、ピットブルに襲われたら私も気がふれそうです。
劇中のはもっと可愛いですがピットブルの私のイメージはこんな感じです。
アカデミーなんちゃら賞受賞!とかの作品は、映画オタクの皆さんが、「俺って映画が分かってんだぜ!」ってオタクに語りたい映画って感じです。
この映画も評価が高いですが、そんな「俺、タランティーノの事、分かってんだぜ!」って言いたいオタクが評価を押し上げているような映画です。
と、映画のことなど何もわかってない私が語ります。
オタクの皆さん、ごめんね。
ちゃんと、映画の事なんて分かっていないてって自覚はあるんでこんな感じで許してください。オタクの皆さん。
評点は
- 退屈しない度 :★★★☆☆
- 人に勧める度 :★★☆☆☆
- 数年後に見返す度 :★☆☆☆☆