2020年読書31冊目「境遇」 | 穏やかに生き急げッ!

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生き急がないと!って気ばかりが焦って結局、昨日何やってたっけ?の記録です。
映画・小説ネタはすべてネタバレですので見てない方は気をつけてくださいね。

2020年読書31冊目は湊かなえ著「境遇」

 

 

あらすじは

 

主人公は36歳のふたりの女性。
政治家の夫と幸せな家庭を築き、さらに絵本作家としても注目を浴びる主婦の陽子。
家族のいない天涯孤独な新聞記者の晴美。ふたりは親友同士であるが、共に生まれてすぐ親に捨てられた過去を持つ。
ある日、「世間に真実を公表しなければ、息子の命はない」という脅迫状と共に、陽子の5歳になる息子が誘拐された。
真実とは一体何なのか ……。
晴美と共に「真実」を求め奔走する陽子。すると、陽子の絵本のファンだという一人の女性の存在が浮上する。
犯人はその女性なのか、それとも……。
人 は生まれる環境を選べない。しかし、その後の人生は自分の意思で選び、自分の手で築いていくことができる。
犯人の示す「真実」が明らかになるとき、ふたりの歩んできた境遇 =人生の意味が改めて浮き彫りになっていく。

(Amazonより)

 

 

感想は

 

珍しくこの方の作品にしてはハラハラドキドキとか、えっ~まじで!ってのが少なかったです。

私の気持ち次第なのでしょうが、なんと言うかテンポと言うかリズムが悪く思いました。

湊かなえファンの方、ごめんね。

 

新聞記者の晴美と議員2代目の妻の陽子は捨子で、お互い似た境遇もあり親友でした。

36年前に起こった殺人事件の加害者と被害者の子供だったことがわかります。

最初は被害者子供が晴美、加害者子供が陽子で、加害者の子供なのに結婚し子供までいることを妬ましく思った晴美が子供を誘拐します。

が、実は逆で晴美が加害者、陽子が被害者の娘でした。

 

 

なんとなくそうではないかと早い段階からわかります。

陽子の旦那の秘書も怪しいのですが、ただ残念な女性で終わりました。

 

 

2011年にドラマ化されています。

原作と登場人物のイメージは合っています。

読む前にこの相関図を見てればもう少し原作の感想が違っていたかもしれません。

 

「境遇」をネットで調べていると、この「贖罪」がよく出てきます。

これは、原作もドラマも見ました。確かに見ました・・・。見たような・・・。

 

残念ながら憶えていません。今度、読み返し&見返します。

 

 

最近は思い出せないこと多くなり、このままじゃダメだなぁ。って落ち込みます。

ありがとうっ~。のび太!

 

 

 

 

 

評点は

  •  退屈しない度          :★★★☆☆
  •  人に勧める度          :★★☆☆☆
  •  数年後に見返す度     :★☆☆☆☆