2020年10本目のの映画は2020年日本制作
「前田建設ファンタジー営業部」
あらすじ
うちの技術で、マジンガーZの格納庫を作っちゃおう!」上司のアサガワにムチャ振りされた広報部のドイたち。ミッションは、“実際には作らない”が、設計図を出し、工期を立て、見積もり書を完成させ、実物を作るのと全く同じように取り組むこと。アニメ世界のあいまいで辻褄の合わない設定に翻弄されながらも、彼らは技術の底力を駆使して無謀なプロジェクトに立ち向かう!
( Filmarksより)
感想は(最後にネタバレ)
これはマジンガーZ世代としては本の時から好きでした。まさか、実写にするとは・・・
まぁ、演技がバカバカしいです(褒めてます)。主役はおぎやはぎの大きい方だし。
翔んで埼玉に続くバカバカしさです(褒めてます)。
この映画で『前田建設工業』を初めて知った方も多いかと思います。いわゆる『ゼネコン 』と言われる会社です。
ゼネコン とは?ゼネラルコンストラクターを略して『ゼネコン』。さっぱりわかりませんね〜。
超ざっくり言うと、ビルでも道路でもトンネル、ゴルフ場、発電所、橋、港等を造る会社です。
あなたの近所の(有)前田工務店や(有)前田土木にスカイツリーを造って!っとか、100階建てタワーマンションを造って!って頼んでも造ってくれません。いや、造れません。
ここで『ゼネコン 』登場です。
日本の名のあるゼネコンは、設計さえできれば(構造的に持てば)出来ない物は無いと言われています。
ちなみに、シンガポールの屋上にプールがある豪華ホテルはわざと斜めに造られています。
この設計では持たないと言うことで日本のゼネコンはお断りしています。(韓国のゼネコンが造ったが倒産)ってネットの噂です。
前田建設工業の業界での位置を独断で表にしてみました。
この映画で『マジンガーZの格納庫を作れるなんてスゲっ!』って思われた方も多いかもしれませんが、ここに名前を書いてる会社は全て格納庫は造れます(前田建設工業さん、すみません)。
前田建設工業より下のランクの準大手・中堅ゼネコンと言われている会社の半分は造れるでしょう。
工期と見積ですが意外と安いと思いました。
あの開くゲートが4億ですよ!
元ZOZO社長の前澤さんが買ったスーパーカー「ジェスコ」が
3.8億ですから、4億はバーゲンプライスですよ。
72億円てどれくらいかと言うと、新国立競技場約1,600億円、虎ノ門ヒルズ約2,350億円。ね?安いでしょ?
ゼネコンの業界説明になってしまいました。
映画は、永井豪さんご本人が出演されています。
また、ラストにはなんと!『デスラー総統』が出てきて続編を予感させます。(多分、出来ないとは思いますが)
悪の手先になってしまうのかっ!前建!
でも、ガミラスから見たら地球が悪だしな。
ガンダムもそもそも地球連邦軍が正義みたいな感じだけど、地球連邦軍に大義はないしなぁ。そうですよね?
この映画のエンドロールはよく出来ていました。
本編よりいいかも。
評点は
退屈しない度 :★★★☆☆
人に勧める度 :★★★☆☆
数年後に見返す度 :★☆☆☆☆