今回はソウルから電車に乗って、仁川市内に日帰りで遊びに行ってきました。
前回の記事はコチラ → ☆
仁川で待ち合わせをしていたのは、仁川国際文化観光協会会長の韓(ハン)さん
この方、肩書がいっぱいあるそうで仁川のアンコウ料理の老舗「ソンジンムルトムボン」の社長さんでもあります。
コネストにお店の紹介記事がありました → ☆
で、今回仁川に行くのが初めての私達を案内してくださったんです。
忙しい方なので数時間でしたが、仁川の見どころを駆け足で回ってきました。
「日本統治時代に建てられた建物を見にいきませんか?」
と案内されたのは、こちら
日本統治時代に建てられた建物です。
これ、1軒1軒独立しているように見えますが。
6軒つながっている所謂、長屋です。
仁川(インチョン)官洞(クァンドン)ギャラリーは、90年前に建てられた木造住宅を再生した、展示と交流の空間です。
この家は、私たちよりもっと長い時間を生きてきました。六軒長屋の屋根の下には、立派な梁が渡されています。お隣との境の壁は、日本から運ばれてきた竹で組まれています。
家を建てた日本の大工さんたちは、すでにこの世にはいないでしょう。築後90年を経て、私がこの家を引き継いで未来へ手渡す役割を担ったことに、運命的な縁を感じています。
[출처] ようこそ、仁川官洞ギャラリーへ!|작성자 인천관동갤러리
(仁川官洞ギャラリーHPより抜粋)
その中の2軒を、自宅兼ギャラリーとして開放している「官洞ギャラリー」
2015年1月オープン。
早速中を見学させてもらいました。
作家の戸田郁子さん。
韓国人のカメラマンのご主人と共にここに住まわれています。
中はビンテージショップ&ギャラリーになっています。
ギャラリーの奥にはゲストルームがあります。
大きな窓からは光が入るので、明るくて素敵なお部屋です。
ここは5人まで泊まれるそうで。
部屋の横には、リビングもあり。
キッチン、トイレ、シャワー、そしてオンドルも完備。
日本統治時代の建物に泊まれるなんて、貴重な体験ですよね。
2階に上がると、ご主人の写真が展示されていました。
毎月テーマが替わるそうです。
更に上を見上げると、ロフトがあります。
「天井板を外したら、お宝が出てくるんじゃないかと思って」
と、お茶目な戸田さん。
見事な立派な梁に思わず目がいきますね。
天井板を外す事で、この建物の構造がよくわかります。
天井板を外した時、90年前の新聞が挟まっていたそう。
それから推測すると、築90年の日本家屋です。
日本人の大工さんの丁寧な仕事が、壁や天井を剥がすことによって見えるように展示してある。
まるで、統治時代の博物館のようです。
ロフトにすることで、2階が吹き抜けのように気持ちのいい空間。
私、普段は建築物には全然興味がないんですが。
この官洞ギャラリーに入った途端、前に来たことがあるような錯覚がおこりました。
昔の日本家屋って、たしかこんな感じだったよね。
今では、これだけ古い建物って日本でも早々見られない貴重な家です。
開館時間:金/土/日 10時~18時 観覧無料。
住所 :〒22315 韓国仁川市中区 新浦路31番 38
電話 :032-766-8660
ブログランキングに参加中です。
ぽちっと押して頂く、嬉しいです~
にほんブログ村
にほんブログ村
韓国旅行 ブログランキングへ