旬は綾矢香に学校帰りに自宅に寄るように言われたようです。
旬 「こんにちわ。 綾矢香、来たよ。」
綾矢香(左) 「いらっしゃい。」
綾矢香(左) 「あんね、旬と私宛にピンキーちゃんからバレンタインチョコ頂いたの。」
旬 「ピンキーちゃん? あの、ル・パラディのクリスマスパーティーで一緒だったピンキーちゃん?」
綾矢香 「そうそう、あの可愛いサンタさん。 チョコ開けてみよう。」
綾矢香(左) 「あ、普通のチョコとホワイトチョコと二つ入っている。」
旬(右) 「わあ、可愛い❤ キティちゃんの顔みたいだね。手造りかな?」
綾矢香・旬 「ピンキーちゃん、バレンタインチョコ、ありがとうございました。可愛くて、凄く嬉しいです。」
(旬) 「ところで、チョコの箱の横においてある大きな平べったいもの何?どしたの?」
綾矢香 「これ、チョコと一緒に送られてきた、うーん、何か鍵穴見たいだね。これ鍵穴だよ。」
旬 「鍵穴ってさ、大体鍵穴部分が盛り上がってるじゃん!!
それさ、あの、あれ、古墳のミニチュアじゃないの? ほら、えーと、仁徳天皇陵だっけ、なんか、社会科の教科書で見た気がする。」
綾矢香(左) 「だから、その古墳が、鍵穴の形じゃん。鍵穴そのものなんだよ。 地球の鍵穴に土が詰まって盛り上がったんだよ。その鍵穴にあう鍵が見つかれば、地球の鍵が開けるんだよ。そしたら、地球の天変地異が制御できるんだよ!」
旬(右) 「そんな話、聞いたことないよ。 誰がいつそんなこと行ったんだよ」
綾矢香(左) 「だから、私が今思いついたんだよ。」
旬(右) 「そんなら、全くのでまかせじゃん。 まあ、天皇は神と人間の間を取り持つ存在と思われていたから、そのお墓が地球を制御する鍵になっているというのは面白いけれど。」