週末、越冬用の衣料を買出しに大通へ出かけた。
日曜日で混むかも…と思って、早めにいつもの駐車場に向かったら、思いのほか空いていて、あっさりと車を停めることができた。
それじゃあサツエキも回ってみようと欲張って、結局チカホを通ってサツエキまで出かけ、結構な距離を歩くことになった。
運動不足だわ。
歩くだけで腰が痛くなるもの。
時間に余裕があったので、ゆっくりと本屋さんをのぞいてみた。
気になっていた本を選んで、雑誌のコーナーへも寄ってみた。
なんで女性誌のコーナーって、右から順に年代別に分かれているんだろうね。
歳相応の雑誌の位置から少しでも右側に移動しようとすると、なんか見えない結界が張られていて、行く手を阻まれているような気になる。
気にしすぎか?
で、歳相応の雑誌の前で、あれやこれやと物色していたその時。
右側から聞こえてきた声。
「ねぇ、見てぇ。増田、ゲロかっこいい!!」
……。
ゲロ…?
ゲロって言った??
ゲロかっこいい…って言った?
さりげなーく右側に首をひねってみると、橋本環奈ちゃんみたいな可愛い女の子が、連れの友人らしき女の子に向かって、雑誌を指差している。
指差された方の女の子も、開かれたページをのぞき込んで、「ホントだ、マジ、ゲロかっこいいじゃん!」と答えている。
……。
いいんだよね?
大丈夫だよね?
ほめられているんだよね?
誰かに問いかけたくても、私の近くにいるのは、私よりもさらに左側で歳相応の雑誌を読んでいる、同じ年くらいのお姐さんだけ。
しばらく、その場でフリーズしていたんだけど、その子たちがいなくなってから、ゆっくりと結界を破って右側へ移動してみた。
minaの今月号。
またまた目立たないように、さりげなーくページをめくって、別冊仕立てになっている増田さんのページを探し当てた。
…。
マジ、ゲロかっこいいじゃん。
いやー、まっすー、ファンが喜ぶ角度が分かっているよね。
そうそう、このアングルだよ。
唇を触るそのしぐさも、なまら好きだーーー!!
で、お買い上げ。
歳相応の雑誌の下に、さりげなく隠してお会計へ。
ゲロかっこいい。
使ってみたい。
職場で使ったら、どうなるかな。
仲良しの黒縁メガネのおじちゃんは、「へっ?」って聞き返すだろうな。
向かいのイマドキ男子は、聞こえなかったフリをするだろうな。
とりあえず、隣りの部署の関ジャニ横山担に「これ、ゲロかっこよくない?」って、使ってみた。
ヨコ担、あっさりと、「また変なの仕入れてきたな」。
付き合いが長いと、私への対処が雑になる。
さぁ、今日はハロウィン音楽祭。
ばっちり予約をしてきたけど、早めに帰ってビール片手に見たいなぁ。
楽しみだぁ~。