ある若い男子の会話 | 脳内ぐらふぃてぃ

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頭の中の落書きをなんとなく書きます。

乗馬にいったら体験の男子が2人来てた
先生は「あ、男の子二人かー、また『これは競走馬だったんすか?』ってノリだろうな」って笑ってた
やっぱり競馬ファンの来場は多いらしい

レッスンは見なかったけど休憩室でバス待ち一緒
私はぬこマサムネさんとおにぎりを食べていた

その日体験3日目の女性が一人で来ていて、更衣室で話しかけられた
よく聞かれる「会員さんですか?」

いろいろ聞かれるのでいいところ悪いところを私なりに説明して
彼女は「うーん、やりたい気持ちはあるんだけどちょっと迷ってる」


体験3日目の人は5級ライセンス筆記テスト
終わって先生の採点中、その若い男子たち
「テスト難しいっすかー?」
「俺ら神奈川から来てるんですけど、どこからすか?」
お?ナンパか?
話しかけられた彼女の声は小さくて聞こえない
おんどさ

無事に5級合格
おめでとー
一応担当した指導員から「今後も乗馬続けませんか?」的な勧誘がある
先生たちも断られ慣れてるので押売りはしない

彼女は今回は止めたらしい、先生も「じゃ、これで終わりになります、ありがとうございました」と
あっさり休憩室から出て行った


それを見ていた男子二人

「なんかけっこう押してきますねー」
いや、あれかなりあっさりしてるよ
彼女の声は小さくて聞こえない

「あんな感じなんだなー」と若い男子二人
彼女は話しかけられるのが嫌だったのか、どっかいっちゃった


その後も男子二人きゃっきゃと楽しそうに馬の話
「軽速歩でお前立てた?」
「オレ、やったぜ、オレめっちゃ運動神経いいし」

「でもお前の馬ちょいちょい止まってたじゃねーかよ」
「ばーか、俺のマッピーは走る馬なんだよ」

「いや、マッピー超止まってたじゃん」
「うるせーよ、お前のボンバーだってやる気全然なかったじゃねーかよ、俺のマッピーの方がすげーよマジで」

「いやいやいやいや、ボンバーとオレはすげーやる気あったもんね」
「いや、マッピーと俺のコンビの方があったね」


その会話がおもしろすぎて知らんぷりするのが大変
ボンバーさんもマッピーさんも体験乗馬のベテランさん
こんなに愛されてすごく素敵


会話は続く

「あー腹減ったなー、パン屋まだかなー」

あいかわらずクラブに軽トラで来るパン屋さんは人気
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彼ら以外の午後体験レッスンのご夫婦
奥様「パン屋さんて何時にくるんだろう?パン買いたい!」
ご主人「レッスン間に合わなくない?」
時は13時10分
パン屋さんは13時半すぎにしか来ない

奥様があまりに待ちわびているので言ってしまった
「パン屋さん1時半過ぎじゃないと来ないです...」
「ええええーーー!ショックガクリ」って言ってレッスン行かれました


その後、いつもより少し遅く2時前にパン屋さん到着
待ってる間も男子二人はパン!パン!

「パン屋さん来ましたよ」て言ったら
「お?ありがとざいます!俺パン買って来るから、お前ちょっと待ってろよな」
なんかよくわかんないけど仲いいなこの若人たち


学生さんもひとり買いに来た
男子「おー、うまそー、ここのパン美味しいんすか?」って聞くから
「美味しいですよ、もちもちしてて」
「へー、どれがおすすめすかー?」って今度はおばちゃんに聞いて
「えー、常連さんに聞いた方がいいかも」とおばちゃん

なかなか社交的で感じのいい男子だ
学生さん、私のおすすめを教えてあげた

「これもいいなー、これもうまそー」とあれこれ迷っている
うんうん、わかるわかる

私は休憩室に戻ってまたマサムネと遊んで一向に帰ってこない男子
しばらくしてガラガラって入ってきた手には袋一杯のパン

「ちょ、お前すげーパン買ってんじゃねーかよ!ビックリ
「だってさー、めっちゃ安いんだよ、これなんてさ、いくらだと思う?!」
「しらねーよ」
「50円だぜ!50えん!!!!これなんか80えん!!他のもだいたい100円とかだよ!」
「それは安いな」
友達もちょっと興味がわいたらしい

「こんなにいっぱい買ったのにさ、全部で650円だぜ!あー早く喰いてーパン!」
「なんで今喰わねんだよ?」
「え?だってバスで食べたいじゃん」
「は?今喰えばいいじゃねーかよ、なんでバスなんだよ、バスに乗るまで待ってる意味がわかんねーよ」
「だって・・・
バスで食べた方が楽しいじゃん!ぼちいさん おー


あーもう笑いこらえるの限界
君たちにまた会いたい、馬とパンをこよなく愛する若者達よ

そして是非会員になってほしい


また会えるといいね
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