こんにちは。

 

 去る、12月15日(日)、遂に「宇高航路(四国フェリー)」の運行が終了しました。ローカルニュースは、最終便の模様や、利用客や思い出乗船の乗客のインタビューを伝え、109年の歴史に幕を閉じました。

 

 「Wikipedia」も既に「宇高航路」の記事が更新されてました。 こちら

 

 11月23日、私も「想起乗船」してきました。その模様は こちら をご覧ください。

 

 当日、14時過ぎに「宇野港」に到着した私は、その足で「ラ・マル せとうち」に乗車してきました。今回は、その模様を書いていきます。

 

 ①宇野駅に着きました。

 

 

 ↑「宇野港」から「宇野駅」までは、徒歩数分です。

 

 

 ↑独特のデザインの「宇野駅」が見えてきました。

 

 

 この駅舎は、2016年「瀬戸内国際芸術祭2016」の作品「JR宇野みなと線 アートプロジェクト」の一環としてイタリア人アーティストによってアート化されました。

 

 

 

 

 

 駅構内に入ります。

 今年の2月12日で「みどりの窓口」が営業終了し、2月13日からは「みどりの券売機プラス」が設置されました。有人駅なので、使用方法は駅員さんが手伝ってくれます。

 

 

 また、4月18日、「瀬戸内国際芸術祭2019」の開催に伴い、「玉野観光案内所【Tamano Tourist Information Center】」がリニューアルオープンしました。

 

 ↑ホームは「島式」1面2線。ターミナル駅です。

 

 ②「ラ・マル せとうち」 出発まで。

 

 列車は既に入線しています。ホームに入っていきたいと思います。

 

 

 ホームに入るとすぐ、「体出し看板」があります。間に入って写真を撮ると、アート作品の前で、新聞に掲載されたような写真が撮れるらしいです(知らんけど)。

 

 

 

 「伊予灘ものがたり」や「千年ものがたり」でお馴染み、各所が「ラ・マル」仕様になってます。

 

 ❶列車外観編

 

 顔です。 

 

 

↑HMは、コースごとに変えられてます。

 

「ラ・マル しまなみ」のHMです。

 

 ↑ライトの下にも「ロゴ」が描かれてます。

 

 2号車(岡山方面先頭車)

 

 

 ↑先頭側は「自転車」。

 

 ↑連結側は「かばん」です。

 

 車両は「クモロ 213-7004」です。グリーン車扱いです。

 

1号車(宇野方面先頭車)

 

 ↑車両は「クロ 212-7004」です。

 

 

 

 ❷車内編

 

 座席

 座席は、カウンター席と二人掛けリクライニングシートがあります。岡山方面の場合、1号車右側と2号車左側が「カウンター席」です。

 

 ↑1号車カウンター席

 

 ↑2号車カウンター席

 

 ↑足元のレバーで座席を回転・ロックが出来ます(90度毎)。

 

 

 ↑2号車リクライニングシート席

 

 ↑テーブルは、座席前と、ひじ掛けにも小さいのが収納されてます。

 

 ↑1号車リクライニングシート席

 

 ⑵装飾、インテリア

 本来の網棚の位置には、アート本が置いてます。自由に読めます。

 

 ↑「瀬戸内国際芸術祭2016」の公式ガイドブックもありました。

 

 

各種アート作品

 

 

 

 

 ⑶その他

 

 ↑車内販売カウンター(2号車)。

 

 ↑スタンプ台(1号車)

 

 ↑観光案内書

 

 ↑多目的トイレ(1号車)。

 

 ↑サイクルスペース(計8台分)。無料で利用できますが、予約が必要です。

 

 ③出発です。

 

 今回私が取った席は、こちらです。

 

 ↑「はやぶさこまち」さんの乗車記事を参考にして、取りました。

 

 2号車カウンター席の座席です。

↑左から「11A」→「15A」です。13Aの前に柱があります。11Aも若干見づらいです。

 

 ↑「16A(左)」と「17A」です。見やすい座席です。

 岡山方面は16Aが、宇野方面は17Aが前面が開け、より見やすいです。

 

 ↑「18A」→「20A」です。18Aも前に柱が。20Aも見にくいですね。

 

 15:00 定刻「宇野駅」出発です。

 

 

 ↑四国の観光列車ほどではありませんが、お見送りを受けました。

 

↑左の線路は、「列車留置用の側線」です。

 

 ここで、予約していた物を取りに行きます。

 

 

 そう、「旅する瀬戸内スィーツBox」です。

 

 今回、2号車には団体さんのツアー客がたくさん乗っていました。皆さん「スィーツBox」付きのコースみたいで、販売カウンターには沢山の「スィーツBox」が盛られてました。予約番号を伝え、一つ頂き、ついでに「岡山ピーチサイダー」も頂きました。

 

 

 

 今回の、お品書きはカウンターに掲示されてます。

 

 左から、「早雲蜜芋」、「豆乳みたらし団子」「生チョコバナナ」です。

 

 「瀬戸内レモン」「親子もも」です。

 

前回乗った時の「スィーツBox」です。

 

 とても、美味しかったです。サイズも手頃で、箱も記念になります。

 

 出発後、数分で「八浜駅」停車です。

 

 

 待合室、ホームがゼブラ模様になってます。数分停車するので、車外に出ました。

 

 

 

 ↑列車とホームのゼブラ模様が上手く合ってます。

 

 「八浜駅」出発。

 

 ↑「茶屋町駅」手前、「瀬戸大橋線」の線路が見えてきました。

 

 ↑高架の下を潜り。

 

 

↑合流し。

 

 ↑「茶屋町駅」停車です(運転停車)。

 

 

 

 次は「早島駅」停車です。

 

 

 ここでも数分停車なので、車外に出ます。ここで、「アンパンマントロッコ」の通過待ちです。

 

 ↑あ、という間に通過していきました。

 

 

 

 次は、終点「岡山駅」です。

 

 

 ↑乗客全員に、記念バッジを頂けました。写真は選べません。

 

 ↑車内には「フリーWi-Fi」もあります。しかし、今回は上手く繋がりませんでした。

 

 岡山駅が近づいてきました。

 

 ↑目の前を「新幹線」が通過してました。

 

 

 定刻(16:00)に「岡山駅」到着です。

 

 「ラ・マル せとうち」は乗車時間が一時間です。車窓に大きな特徴が無いので、丁度良い時間だと思います。以前「○○のはなし」に乗った時、チョット間延びして、寝ている人がそこそこいました(四国の観光列車では考えられないことですが。)。

 

 

 

 

 「岡山駅」には、専用の乗り場があり、「自転車組み立てスペース」もあります。出発時は「八点鐘」を鳴らしてくれます。

 

 

 

 ↑「回送」となり、車庫に戻っていきました。

 

 ↑「乗り場案内」です。出発、到着は5番線です。

 

 久し振りの「宇野線」乗車でした。

 

 「琴平駅」→(土讃・予讃線)→「高松駅」→「高松港」→(宇高航路)→「宇野港」→「宇野駅」→(宇野線)→「岡山駅」と、30年前の行程を久しぶりに乗り、充実した一日でした。

 

 ありがとうございました。