心もからだも「冷え」が万病のもと | のんびりかあさんの日記

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娘(9歳)は喘息でアトピー。息子(6歳)は食物アレルギー。



家族みんなの健康のために

『なるだけ手作り』かあさんの日々です。

前回の記事を書いてから、随分時間が経ってしまいました。(;^_^A

冷えが体に与える影響を考えたとき、
私事ですが自分の身のことも少しご紹介した方が良いかな?
と思って書いたのが、前回の記事でした。

前回記事 クリックしていただくと記事へ飛びます→ 「私の場合」

我が家の娘(7歳)は、アトピー体質で喘息があります。
息子(4歳)は、食物アレルギーがあり、アトピー体質です。

子どもたちのアレルギーをどうにかしてあげたい!
そう思って色々色々調べました。
(その結果として私の体調も良くなるという、プレゼントをいただいた訳ですが。)

調べていくうちに、行き着いた原因の一つに『冷え』があったのです。 
私自身、冷えるとどうも調子が悪くなる....というのは、嫌というほど経験していましたので
アレルギーにも『冷え』が良くないというのは、なんだか頷けました。

そして出会ったのがこの本です。
心もからだも「冷え」が万病のもと (集英社新書 378I)/川嶋 朗

¥714
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まずは目次をご紹介します。

第一章  働き盛りの男たちをむしばむ<冷え>
第二章  日本中が冷えている
第三章  セルフチェックーあなたはどのくらい冷えている?ー
第四章  <冷え>はこうしてがんや病気になる
第五章  心も冷える!
第六章  キレる子どもは冷えている
第七章  <冷え>が男をおびやかす
第八章  冷える生き方していませんか?
第九章  さあ、温めて<冷え>退治!!
第十章  統合医療の現場からー<冷え>を退治する様々な医療ー

女性は「自分は冷え性だ」と、自覚することが多いのですが
男性の場合、自覚無く冷えを溜め込みやがてそれが、心や体の病気に発展していく...。
と、本の中で著者は言っています。なので、目次にも「男性」と言う言葉が目につきます。

まずは自分は冷えているのかどうか?を自覚することが最初の一歩なんですね。
そこでセルフチェックです。

□ 手足が常に冷えていて、なかなか温まらない。
□ ときおり頭痛がある。
□ 顔色が悪い。 
□ 冷房が苦手だ。
□ 目の下にクマができる。
□ ちょっと運動すると息切れする。
□ 夜、熟睡できない。
□ 夜中トイレで目を覚ます。
□ 低血圧である。


などなど、男性21個、女性23個の質問があります。

この他に冷えを判断する方法として。

1、朝目覚めてすぐ、脇の下に手の平を挟み込み、次にその手を」お腹の上に置いてみます。
  脇の下よりお腹が冷たいと感じたら、あなたの体は冷えています。

2、自分で耳を折ってみて下さい。健康な人はさほど痛みを感じませんが、
  飛び上がるほど痛いという人は、冷えている可能性があります。

3、寝相が良い人は、冷えている可能性があります。
  
どうでしょうか?
私はこのリストでチェックするとかなり当てはまるものがありました。
お陰様で、今はかなり改善されています。

著者の 川嶋 朗さんは東京女子医科大学付属青山自然医療クリニックの所長でもあります。
クリニックには日々、悪性腫瘍の人、不妊症の人、喘息やアトピーの人、鬱病の人など、
様々な患者さんが訪れ、そこで著者が痛感することは、ほとんど全員の体が冷えているという事だそうです。
身体的な病気の人だけでなく、心の病気の人も、体が冷えきっているというのです。

なぜ、これほどまでに現代の日本人は冷えてしまったのでしょうか?
その主な原因として、エアコンの普及、冷蔵庫の普及、運動不足、食べ過ぎ太り過ぎ、
入浴法の変化(シャワーだけでは温まりません)、薬の飲み過ぎ、恒常的なストレス、
異常気象、などがあげられています。

では、体を温めるとどんな効果があるのか?
そこで紹介されているのがヒート・ショック・プロテイン(HSP)です。
細胞に高熱を加えると、細胞内のタンパク質が損傷を受け、同時にヒート・ショック・プロテイン(HSP)
と言う、ある種のタンパク質が生まれます。
これには、損傷を受けたタンパク質を修復する働きがあります。
他のストレスを受けた時にも、このような抗ストレスタンパク質は生成されますが、
最も効率よく生成されるのが、高熱を受けた時であるという事です。
この高熱とは、体温より2度ほど高い温度が一番よいそうです。

このHSPはどんな種類の細胞異常にも対応することができ、
発生時の刺激から生まれたダメージに対応するだけでなく、
それ以前から存在していた細胞内の不良タンパク質を見つけ出し、修復してくれます。
また、細胞の損傷がひどくて修復不可能な時は、その細胞を死に導きガン化するのを防ぎます。

あらゆる症例に対して、温めるという治療はポジティブな効果を生んだそうですが、
温めてはいけない場合もあります。
炎症部分は決して温めないで下さい。ねんざや関節炎など、熱を持っている部分や、
細菌に感染して化膿している部分、痛みを伴う炎症や、目で見て明らかに赤く晴れ上がっている所は、温めないで下さい。


私の文章力では、なかなかまとめることができませんが、大人だけでなく子どもたちに関しても
なるほど!と思うものがたくさんあります。

実生活において、どんな風に温めていったら良いのか?
我が家の実践例なども交えて、次回に続きます。(←また~?)(;´▽`A``