私の場合 | のんびりかあさんの日記

のんびりかあさんの日記

娘(9歳)は喘息でアトピー。息子(6歳)は食物アレルギー。



家族みんなの健康のために

『なるだけ手作り』かあさんの日々です。

間が空いてしまいましたが、前回の続きです。

前回の記事はこちらから→ 寒空の下、女の子の生足に思う事。

あまりにも生理痛が辛くて、仕事に差し支えると就職を控えた私は焦りました。
就職先は保育園。
辛かろうが何だろうが、子どもたちは関係ありません。
こんなガタガタの体では、一緒に仕事をする皆さんにも子どもたちにも申し訳ない。

そして、産婦人科へ行ったのですが....。
「卵巣が腫れています。子宮内膜症の可能性があります。」
「痛みを止めるためには、ホルモン剤を投与して生理を止めるしかありません。」

そう言われました。

実は私、以前ホルモン剤を服用した事が1度だけありました。
修学旅行中に生理が来ないようにするため、
母親に勧められ病院で処方してもらったのです。
でも、私の体質にホルモン剤は合わず、ひどい副作用で倒れてしまいました。

ホルモン剤しか道がないと聞いたとき、
頭をよぎったのはあのひどい副作用の事でした。
副作用で倒れるのでも、生理で動けないのでも、どっちにしろ仕事にはならない。
それに生理を止めても、根本的な解決にはならないんです。
私が望んでいるのは、生理があってもちゃんと働ける
健康な体になる事なんですから。

困ってしまって、知り合いの漢方薬屋さんに相談しました。
問診してもらった所、私の体はかなりの栄養失調状態。
これは漢方薬の前に、体にきちんと栄養を行き渡らせないと....。
と、いうことで、3種類ほどの栄養補助剤をしばらく飲んでいました。

が、生理の度に痛み止めは手放せずそのまま5年。
主人と知り合い結婚に至るまで、ジワリジワリと私の体は弱っていきました。

主人と知り合った頃の私は、体力も無く1週間に2~3日は寝込んでいる様な状態。
妊娠しにくいかもしれない事、仕事中の怪我の後遺症で右手が不自由であること、
これら全てをひっくるめて 「それでもいいんだよ。」 と、
私を引き受けてくれた主人には本当に感謝しています。

お陰様で、もしかしたら無理かも....と、思っていた子宝にも恵まれ、
不自由だった右手も、少しずつ少しずつその機能を回復していってくれました。
今は何の不自由も無く生活しています。
あんなにひどかった生理痛も、今はありません。

私の何が変わったのか?
まず、冷やさない。無理をしない。

子どもたちに食アレ、アトピー、喘息があったことで
食事内容も随分変わりました。
石鹸もシャンプーも、洗濯に使う洗剤も、
子どもたちのお陰で一から考え直す事ができました。
まさに、子どもたちが体を張って私に教えてくれた事です。
どれほど「ありがとう」を言っても足りないくらいです。

そして、こころもち。
これも随分変わりました。
少しずつかもしれませんが、受け入れて楽しむ事をおぼえました。
こころが楽になりました。

これらの事は、どれか一つだけで成り立つものではなく、
お互いにかなり影響しあって機能している事だと思います。
私はこのバランスに支えられて、今の元気を生きています。

結婚して、自分の生活を見つめ直して、少しずつ改善して....。
ここまで来るのに10年かかりました。(笑)

冷えに関して、私なりに結構思い入れが深いので、
次回もちょっと触れてみたいと思います。