先日 馴染みのショップが新型シェルパのオフロードでの試乗会をやっていると言うので 自宅から30分くらいと所にある 宗像オフロードパークに行ってきた。
小雨が降ったり止んだりの天候だったが 丁度良く路面が湿ってグリップもするし 埃も立たずベストコンディションでした。


シンシェルパは3台用意されていて ホワイトのシェルパは50mmローダウン&ローシート仕様

グリーンのシェルパは 20mmローダウン&ローシート仕様

グレーのシェルパはスタンダード車高のローシート仕様の3台。

要望に応じてそれぞれの車体にスタンダードシートに交換しても試乗出来たので 好みや体格に合わせた仕様で試乗出来ました。
まずは違いを知る為 自分のスーパーシェルパでトレッキングコースを流して感覚を覚えてシンシェルパに乗り換えた。
最初はスタンダード車高&ローシート仕様から。
スタートして一山越えた時点でスーパーとの違いに気が付く。
サスペンションが格段に良い❗
コシがあって実にしなやか❗ストローク幅も広く実に乗り心地が良い。
コブをジャンプしてみたら シッカリとした吸収性があり車体がブレ無い。
対してスーパーシェルパは 着地時 吸収性がシンシェルパより劣るので 乗り手が腕を曲げたり膝を曲げたりして衝撃を逃がさないといけないのだが シンシェルパはサスペンションだけで補ってくれる乗り手にやさしく疲れない乗り味だ。
例えるならトラックと普通車くらいの差のクッション性です。
とにかく足まわりの動きが良いので全く不安を感じない。

円周を回ってみたが ここでもスーパーシェルパとの差が出た。
スーパーシェルパはカーブを曲がる時 ある程度車体を傾けてスロットル入力をしないと旋回を始めないし リアが外に逃げない。
しかも急にズズッ❗と来る🌀
シンシェルパは 若干の傾きでもスロットルを入れるとリアがフロントを軸に外側に出て軽いアクションで曲がり始める。
スロットル開度に応じて緩やかに反応するので コントロール性が良い🎵
低速トルクもあって粘りもある。エンジン特性はセロー250に近いと思います🎵しらんけど🤣
こんな素直なバイクなら もう少し楽に上手く走れる様になっていたのではないだろうか🌀
スーパーシェルパはオフロードバイクと言うより ロードバイクに近いディメンションで フレームの剛性が強いのか オンロードでは快適だが オフロードでは扱い辛さを感じていた。
自分のシェルパが基準になっているので この違いには面食らってしまう🌀
次は20mmローダウン&ローシート仕様。
20mm車高が落ちただけで スタンダードと比べると足着きが良くなり安心感が出る。
乗り味もスタンダードと差ほど変わらない気がした。
この足着き性なら山にも入ってイケル気がします。
最後は50mmダウン&ローシート仕様。
これはこのバイクの機能性を全て殺してる気がします。
低過ぎる車高はフラットダートなら大丈夫だろうが 本格的にオフロードを走るとなると問題が出る。
オフロードバイクのスタイルが好きだけど 車高が高過ぎて乗れない❗メインは街乗りだけど 軽い林道を走ってみたい❗って方や 女性の方には良いかもしれない。
しかし KLX230.SHERPA はトータル的に良く出来たトレッキングバイクだと思います。
ただ…🌀
一つ気になる事は このエキパイの長さ。
ガレ場や丸太越え時にヒットするんじゃないかと思うくらい下に垂れているのが気になります。
バーハンドルはテーパーハンドルになっていて剛性はあるし ABS付きだが用途に応じてキャンセルも出来る嬉しい装備もある。
買って損は無いバイクだと思います。
もし ラストバイクを買えるなら…
このKLX230.SHERPAが欲しいな🎵