【ウーメラ(オーストラリア南部)永山悦子】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日午後4時8分、小惑星イトカワの岩石採取に挑んだ探査機「はやぶさ」が地球帰還前に切り離したカプセルを、ウーメラ砂漠の想定域内で回収したと発表した。カプセルには、イトカワの岩石などが入っていると期待されている。JAXAによると、破損などは確認されていないという。カプセルは18日、日本へ到着する予定。

 カプセルの日本到着後、JAXAは宇宙科学研究所(相模原市中央区)で1~数カ月かけてX線などを使い内部を調べる。「太陽系の化石」と呼ばれる小惑星は、地球などのように熱による変化を受けていない。このため、分析することで46億年前の太陽系誕生当時の特徴や進化の過程が分かるとされる。

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 菅新首相は8日、皇居での首相任命式を経て第94代、61人目の首相として正式に就任し、直ちに組閣を行って国民新党との連立政権を発足させる。

 菅氏は7日の民主党両院議員総会で、枝野幸男行政刷新相を幹事長、玄葉光一郎衆院財務金融委員長を政策調査会長に充てるなどの党役員人事を提案し、承認された。

 閣僚人事では、玄葉政調会長が公務員制度改革担当の閣僚を兼務し、蓮舫参院議員は行政刷新相に就くことが内定した。「脱小沢」を鮮明にし、「民主党政権」が再スタートを切ることになる。

 民主党は7日夕、国会近くの憲政記念館で両院議員総会を開き、役員人事を正式に決めた。昨年の政権交代の際、小沢一郎・前幹事長主導で廃止された政策調査会の復活も承認された。鳩山首相は総会に出席したが、小沢氏は欠席した。

 菅氏はあいさつで、「鳩山首相の思いを受けて再スタートする。民主党らしい民主党とは、全員が闊達に動き、力を発揮できる党だ」と述べた。枝野氏は「党運営は徹底した透明化を進めたい」と強調した。一方で、「参院選の選挙態勢確立のため、私自身も前幹事長のように全国各地を回りたい」と語った。

 菅氏は7日、都内のホテルや党本部などで、官房長官に内定した仙谷由人国家戦略相らと人事の最終調整にあたった。11人の閣僚を再任するなどで大半のポストが決まったが、口蹄疫問題に対処する農相を巡る調整が難航している。山田正彦農水副大臣の昇格を軸に検討している。

 党役員では、国会対策委員長に樽床伸二衆院環境委員長、選挙対策委員長に安住淳衆院安全保障委員長、幹事長代理に細野豪志副幹事長、財務委員長に小宮山洋子衆院議員を充てることが決まった。小沢氏に距離を置く安住、小宮山両氏を選挙対策や資金配分にかかわるポストに起用しており、小沢氏の影響力を弱める狙いがあるとみられている。輿石東参院議員会長、高嶋良充参院幹事長ら参院執行部は参院選が迫っているため、現体制を維持した。

 菅氏は7日午後、党本部で輿石氏と会い、今国会の会期延長について協議した。菅氏は、国民新党が求める郵政改革関連法案を成立させるため、2週間程度の会期延長を念頭に置いているが、参院には会期延長に否定的な声が強く、結論を持ち越した。菅氏は11日に衆参両院で所信表明演説を行う予定だ。

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 皇太子ご夫妻の長女愛子さま(8)=学習院初等科3年=について「通学に不安感がある」と発表されてから3カ月近く。現在は登校に雅子さまが終始付き添っており、「通常に戻るには時間がかかりそう」(宮内庁関係者)という。愛子さまの近況は? 【真鍋光之】

 「愛子さまが来られる時は張りつめた雰囲気になります」。緑が生い茂る赤坂御用地(東京都港区)に近い学習院初等科。同校関係者によると、愛子さまが登校する際は、宮内庁東宮職の職員らが正門付近で目を光らせる。愛子さまと雅子さまが乗ったワゴン車が到着し、2人が構内に入るまで小学校とは思えない緊張感が漂うという。「愛子さまの問題が起きてから恒常化した光景。にこやかに通学する姿を見るのはいつになるのだろうか」と心配する。

 愛子さまの異変が表面化したのは3月5日の野村一成・東宮大夫の会見だった。「同じ学年に乱暴な男子生徒がいて、愛子さまが通学に不安感を持っておられる」。学習院側は「暴力行為やいじめがあったとは聞いていない」と会見し、内容に食い違いもあった。愛子さまはその3日後、雅子さまに付き添われて4時限目だけ出席。その後も数時限だけの登校が続き、16日の終業式は欠席。このころの愛子さまは、休み時間にグラウンドで遊ぶ友達から「敬宮(としのみや)さん、遊ぼう」と誘われても、雅子さまの後ろに隠れるほど周囲を怖がっていたという。

 4月にクラス替えがあり、元気を取り戻すことが期待されたが、9日の始業式は欠席。宮内庁によると、以後風邪などで休んだ以外は毎日登校しているが、午前中の1、2時限だけ授業を受け、給食を食べずに帰宅する日が多いという。

 5月19、20日にあった泊まりがけの校外研修も休むなど、学校生活への不安感はぬぐい切れていないようだ。それでも同校関係者は「3月に比べると見違えるようにお元気になった。授業中はよく発言するし、お友達と楽しそうに遊んでいる」と話す。休日には時々、ご一家で東京都内のスポーツ施設でスケートも楽しんでいる。

 雅子さまの動向にも注目が集まる。3月の発表以来、雅子さまは愛子さまに常に付き添っている。登下校時はもちろん、授業中も教室の後ろでいすに座って参観する。

 17日は国賓のカンボジア国王の歓迎行事が皇居であったが、雅子さまは欠席し、愛子さまに付き添った。22日から24日まで兵庫県で開かれた第21回全国「みどりの愛護」のつどいも欠席。宮内庁関係者は「ご自身が療養中なのに、愛子さまのことが加わった。これまで以上に公務がしにくい環境になっている」と話す。

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