我が子のサッカークロニクル -6ページ目

バランスの良い食事は身体だけでなく脳の成長にも不可欠だと思うが、我が子は偏食だ。

何でそうなったのか分からないし、何をやっても直らない。

上の子はそれなりに色んな物を食べるようになったが、初見、味の想像できない食べ物には手を出さない。いい様に言えば危機管理能力が高いのだろう(笑)

 

問題は下の子だ。

野菜を一切食べない。調理した一品料理も食べない。

食べるのは「肉」だけだ。

それ以外は米、パン、麺の炭水化物。

白米は白いご飯のまま、食パンはそのまま、麺は麺だけの完全なるミスター炭水化物。

朝から焼肉と白米を食ってるのは驚く。

肉食動物ですら多少は草も食べるような気もするが、猛獣を超える完全な肉食動物である。

牛丼を食べるのも具材を皿に移して焼肉のタレをかけて食ってるのは親ながら意味が分からない。

飲み物も水、お茶、牛乳、カルピス(笑)だけ。味のついた他の飲料は飲まない。

 

サッカーを続けていくなら、それ以外にスポーツをするにしても高身長と存分な体格になってもらいたいと思っている。

自分が180cmを超えてる身長なので、遺伝子が正常に働けば自分と同じか超える身長になってくれるだろうと楽観視してるが、さすがに偏食過ぎて心配になる。当然ながら健康面も心配だ。

子供たちは芝と土でサッカーの感覚が違うようだ。

子供ながらに、と言うか、子供でも、と言うか。

 

上の子は練習を天然芝か人工芝でやっている。

ところが、練習試合で出向くと学校のグラウンド(土)で試合をするわけだ。

今さらだけど、先週に試合をした後もブツブツと文句を言う。

人工芝のサッカー場の時はいいけど、土の場所は嫌だと。

足元が滑る、蹴ったボールの浮き方が違う、何か固い(そりゃ固いだろ・・)、、、など。

いつもの天然芝と感覚が違って嫌だと。

 

それを聞いた自分は毎回、「贅沢を言っちゃダメ」、「普通はみんな土でやってるんだよ」と、ここ2年ほど言ってきたけど、ふと思う。

ヨーロッパは芝で練習して試合するのが標準だと聞く。

そうすると「普通」は芝で土でやる方が普通ではない???

ボールの蹴り方、弾み方、転がり方が練習と違うのは良くないことなのか??

子供はすぐに環境の修正はできないようで、そういうピッチの変化に対応する力を身に付けるための練習としてアリなのか??

 

下の子のチームは土のグラウンドと人工芝で練習してる。

なので上の子が文句を言っても何のことか分からないようだ。

人工芝での試合は「転んでも痛くない!」と無邪気に喜んでるだけ。

土グラウンドで練習した方がたくましく育ってる。

けど、世界標準は芝、、、

 

環境が違う子供が2人いるのでなかなか興味深いなと改めて思った。

上の子のチームは所謂クラブチームでトップチームを引退した元選手が練習や試合を見に来てくれたりする。

この間、あまりに我が子が褒められてムズ痒かった。嬉しいんだけど、謙遜してしまうし、信じられないので否定してしまったり。とても嬉しい事ではあるんだけど。

内容はCBでのディフェンスについて。

 

*相手と1対1になっている時、ボール持ってる相手に付いてる時にラインを見ながら足を出さずに離れずに、相手がボールを蹴った時だけ足を出してカットしてる

*足を出して交わされ突破されることがない

*それを教えてないのにやってる

*大人でもなかなか難しいことを自然とやっている

*たぶん感覚でやってるのだろうけど、ずっとしてるのがスゴイ

 

これはムズ痒くなる(笑)

足元を見ない変わったヤツだから相手の顔色でも見ているのだろうか(笑)

親的にはパワフルに相手を吹っ飛ばしてボール奪取して攻撃に転じるのが見たい姿ではあるけど、地味に攻撃を抑えているらしい。

親が見てるとこと違うなぁ。

 

上の子は性格的には気は強い方だけど、プレーに気迫が感じられないと思ってる。

なので、もっと大きな声出して全力でやりなさい。とダメ出しばかりしてたけど、チームやコーチの評価は違うようだ。

「アイツは気合が足りないからダメっす」と元選手コーチに言うと、「まあ大丈夫っすよ」みたいな緩い感じ。

まだ精神論してる自分が古いのかな。

学校も緩い感じだしな。

スパルタ時代の親も今風にアップデートしなきゃか。