指導者は何を指導する人なのか | 我が子のサッカークロニクル

とある市の協会が主催した県内外からチームが集まった大きめの大会でのこと。

ピッチ近くの観客席で観戦してたら、タッチライン際10cmにマーカーを置いて子供たちにウォーミングアップさせてるコーチがいた。

そこでロンドさせるから試合中のフィールドにボールも人も入りっぱなし。

コーチは何も言わずに続けて、色々と指示してる。

試合中のチームや子供たちの事は何も考えてないのだろうか。

攻めてる側も守ってる側もゴール横からコーナフラッグの間にボールを蹴ってる人がゴチャゴチャ居て、何らなら頻繁にボールが入ってくる状況は気になると思うんだよなぁ。

自分たちが試合する側ならどう思うのか、そんな事は頭にも無いのだろう。

大きな大会だったから勝ちたい気持ちが強かっただろうか。

「このクソコーチいい加減にしろよっ」と言いに行ってやりたかったけど、モメ事になると運営の迷惑になるのでじっと堪えた。

そうやって子供たちは非常識を非常識と分からないで成長して行くのかと思った。

 

あとからもう一人コーチが来て、顔を見たら違う時間帯の試合の時に試合開始前の入場~挨拶してる時にまだフィールドに入って子供とボール蹴ってた人だったので「なるほど」と思った(笑)

 

ハーフタイムのシュート練習にお約束のポストシュートをしてたけど、ボレーシュートをさせていた。観客席が近いので大半のシュートは観覧していてるスタンドに飛んでいく。保護者に直撃していく。ほぼ大陸間弾道ミサイルだ。

何故にそこでその練習する?と思ったけど、すぐ納得する。そういう人達であると。

 

帰り前にピッチを見たら、また例の子供たちは試合中のタッチライン際でボールを蹴っていた。

何度も目の前や隣の試合中のフィールドにボールが転がって行く。

コーチはいなかったけど、教えてもらった事だから疑いないくやってる。

大人に教えてもらったことだからそりゃするよね。と思った。

 

自分の子供の試合の結果より、とても残念な気持ちになる日だったなぁ。