樋口裕一(著)「「ナニ様?」な日本語」を読了。

「ナニ様?」な日本語 (青春新書INTELLIGENCE)/青春出版社
¥870
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日本語って難しいですね。

自分では正しいと思って使っている日本語や、何気なく使っている日本語も、もしかしたら、相手をムッとさせていることがありそうです。考えてみると、怖いですね~。

例えば、会社でよくありそうなこと。目上の人に「期待しています」って、思わず言ってしまうことって、ありそうですよね。その方が、自分達の組織の期待の星だったりすると、却って..。

逆に使えそうなナニ様も教わりました。「また、お目にかかる機会はないと存じますが、よろしくお願いします。」これ、どこがおかしいか、わかります?


キヤノンのプリンターを購入しました。プリントだけでなく、スキャナもコピーも使用するため、複合機を選択しています。今回は、MG5430を購入しました。

さて、購入の動機ですが、非常に単純で、今まで使っていたMG5330が故障したからです。
MG5330は、2012/8購入でしたから1年もたなかったということですね。今朝、紙がジャムって、それっきりアウトになりました。

メーカー保証期間中なので、修理自体は無償でできるはずですが、その間、プリンターを使えないのでは学習に支障を来しますので、とりあえず、後継機種(らしきもの)を、ヨドバシ.comでとっとと注文。即日到着しました(ヨドバシさん、ありがとう)。

明日以降、修理手配をしてみようと思います(今日は、キヤノンの修理手配のWeb Pageが止まっていました..)。

ちなみに、その前は、MG5230を使用していました。これは、2010/10購入でしたから、2年もちませんでした。こちらは、特に紙がジャムったという記憶はないのですが、その直前の1年間はそれなりに大量に印刷していたという記憶がありますので、寿命だったのでしょう。

よってもって、ほぼ毎年、プリンタ故障による買い替えが発生しています。あまりに、耐久性が弱すぎますね。

プリンターメーカーの前提として、日本人がプリンターを使うのは、年に一度、年賀状を印刷するだけ、というような前提で設計されているのではないか、と疑いたくなります。もう少し、耐久性の品質基準を上げてほしいところです。

それでもキヤノンを選択してしまうのは、自分が使い慣れていることと、この会社に個人的な愛着も持っているから。普通のユーザーなら、とっくにエプソンに乗り換えているところですよね。そう考えると、会社のブランドのユーザへの刷り込み、というのは非常に大事ですね。(振り返ってみると、自分のプリンター購入の歴史は、HP→キヤノン→キヤノン→キヤノン→キヤノン→キヤノンでした。うーん。)

しかしながら、今回は、かなり不満を感じています。
<強い不満>
(1) 8ケ月弱という短い期間で故障する耐久性のなさ
(2) インクタンクの形状が、MG5230、MG5330から変わってしまったため、買い置きしてあるインクタンクは約にたたない

<普通程度の不満>
・修理の受けつけWeb Pageの閉鎖
・保証期間で無償修理(送料や出張費は自己負担)であっても、なりより時間がかかるので、結局買い替えにならざるを得ないこと

<若干の不満>
・買い替えるたびに、本体のコスト削減でギミックが安物っぽくなっていること (これは、エンジニアの皆さんのコストカット努力の成果だと思うと、一概にダメ出しをする気にはなれませんが。)

(1)は論外としても、(2)のインクタンクの形状の変更は、常に買い置きをしている私にとっては、無駄なお金を使ったことになりますし、その時点で、後継機じゃあ、ないでしょう。モノを見れば、小型軽量化という価値を出すために、インクタンクの形状変更を伴ったと想像はつきますが、それって、完全にメーカー側の論理ですね~。

こうやって、消費者がブランドに愛着をもって我慢している、という現実を踏まえ、改善いただくことを切に願います。よろしくお願いします。


岩崎邦彦(著)「小が大を超えるマーケティングの法則」を読了。

小が大を超えるマーケティングの法則/岩崎 邦彦
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中小企
業診断士試験委員の岩崎先生の本です。「スモールビジネス・マーケティング―小規模を強みに変えるマーケティング・プログラム」がよく推薦図書として紹介されていますが、本書の方が新しいので、こちらを購入しました。

最初は、あまり得意ではない事例Ⅱの試験委員の方の書籍も目を通しておこうかな、というよこしまな気持ちで読み始めたのですが、そんなことはどうでもよくなって、面白く読みました。

以前もどこかで書いたと思いますが、日本の大企業は世界で戦おうとすると中小企業に過ぎないのに、国内の大企業意識が抜けないがために、基本的に戦略を間違えているのではないか? というのが、自分の最近の問題意識です。本書は、それを前提に解を考えるヒントになりました。

例えば、消費者が大きなお店に対する期待と小さなお店に対する期待がどう違うか?
(大きなお店) vs (小さなお店)
・全国にある店 <-> この地域にしかない店
・総合点 <-> 専門店
・量 <-> 質
・画一性 <-> 個性
・無難 <-> 本物
・効率性 <-> 感性
という対比と、それぞれの解説は、非常に参考になります。

日本企業が中小企業であることを前提とするならば、我々がグローバル市場で戦う際には、右側にあるような要素を磨いて、グローバルニッチ企業として、世界市場に切り込まなければならないはず。何を強みにして、どんな市場を選んで戦うのか、考えさせられます。

顧客が求めている価値は、必ずしも企業が考えている価値とは一致しない、というのも、実に納得感のある話です。
「急須で飲む緑茶といえば、○○○。」に対し、
売り手側は、「茶葉」「カテキン」「健康」「渋い」「静岡」などど答えたのに対し、
消費者の回答は、「一息」「くつろぎ」「安らぎ」「リラックス」などだったそうです。
これほど、売り手の論理と買い手のニーズのギャップを表現する秀逸な例は見たことがありません。これから、日本企業が考えなければならない顧客価値の答えが、ここにあります。

小規模力の顕在化のためのA(Authenticity), B(Bond), C(Commuication)の3つの力というのは、ちょっと語呂合わせに走り過ぎ、という感はありますが、「商品力に加えて、共創関係による顧客との絆を深めること」がポイントと読めば、ソーシャルマーケティングや社会責任マーケティングといったようなコトラーのマーケティング3.0に通じるような論点でもあるように感じました。

結びの章で言われている、「業績は内的要因と外的要因の関数」であり、外的要因は自分ではコントロールできない以上、外的要因に不振の原因を求めて内的要因から目をそむけるのではなく、内的要因を改善すべく、自らの頭で考え、創意工夫・自助努力・継続的チャレンジをすることで自らが進化していくことが大事なのだ、というのが、本書の最も本質的な主張なのではないかと思います。

「その通り!」、でございます。