死ぬこと以外かすり傷

非常に私好みの題名ですが〜（笑）

題名に魅せられて買っちゃいました。

実際に私もそういう思考を持ち合わせているので、きっとこの本に手が伸びてしまったようです。

しかも読み進めるに従い、普段から私が皆さんにお伝えしていることも書かれていてこの本、結構面白いと思いました。

目次を少しだけ書き出してみます。

☆バカなことにフルスイングせよ 

☆３歳児レースに勝ち残れ

☆退屈な世界に火を放て

☆自分に何万円の値札を貼るか

☆意識くらい高く持て

☆誰も行かない未開を行け

☆社員を奴隷にする会社は捨てろ

☆風呂敷を広げろ

☆今やれよ！

☆何か一つでトップになれ

☆変わり続けることをやめない

☆丸裸になれ

☆憑依レベルでブンセキせよ

☆ただ熱狂せよ

☆識者や業界人の評価などいらない

☆バカになって飛べ！

どうですか、中々面白そうじゃないですか〜（笑）

その中から、" ３歳児レースに勝ち残れ "を少しご紹介しますね。

世の中にインパクトを与える起業家やアーティスト、アスリートには共通点がある。「狂ってこそ人生」。みんな３歳児のように本能丸出し、好奇心剥き出しだということだ。

僕の家にも小さな子どもがいるのでよく分かる。３歳児の表情は瞬間瞬間でカメレオンのようにクルクル切り替わる。ヤンチャをして転んで口を打ち、血を流して大泣きする。しかし次のおもしろいものを発見した途端、ケガをしたこともコロッと忘れてまた走り出す。

３秒前に涙を流していたかと思えば、涙も乾かないうちからケラケラ笑い始めたりする。目の前に食べたいものがあれば口に放り込んで食べ、どんなにやかましい人混みだろうが、眠たければその場で眠ってしまう。やりたいこと、思ったことを即実行に移せる３歳児は無敵だ。

まさにその通りだと思いました。私の周りにかなり多いタイプです。何人も顔が浮かびました。もはや手に負えないほど無敵です〜（笑）

飛ばしながら続きます。

彼らを見ると、人生とは３歳児のままどこまで走れるのかというレースだと感じる。誰もがどこかで大人になる。学校に洗脳され、会社に飼われ、常識を知り、ルールを覚え、人間関係に縛られていく。そして、いつしか「ありのままの自分」を捨てる。

破天荒な人生は映画や小説の主人公に任せて、世の中に溶け込むことを受け入れる。「３歳児レース」から一人、また一人と脱落していくのだ。

しかし永遠に３歳児でいられれば、人生はどんなに楽しいだろう。

ホリエモンとよく行動をともにしていて痛感する。彼の肉体には常識というものは一切見当たらない。常にありのまま。嫌なものは嫌。好きなものは好き。やりたいことをやる。やりたくないことはやらない。

そんなホリエモンに怒られたことがある。普段スーツを着ない僕が編集者になって初めてスーツを着てネクタイを締めた日。

その日はNewsPicksが主催する晩餐会が開かれていた。晩餐会などというものに参加する人間になるとは思ってもいなかった。その晩餐会には小泉進次郎をはじめ、日本の未来を背負う政治家や研究者、起業家が呼ばれていた。お城のような会場にドレスコードはフォーマル。いくら型破りな編集者・箕輪厚介と言えどスーツにネクタイで出かけた。

しかし呼ばれているはずのホリエモンの姿がない。二次会でホリエモンと合流するなり彼は僕のネクタイを引っ張り言った。

「だせぇ格好すんなよ。媚びんなよ。俺はドレスコードがある時点で断ったぞ」

ホリエモンは好きなことしか本当にやっていない。最近はお祭りに行ったりお肉をたべたりトライアスロンをしたり、もはや遊んでしかいない。会社からもお金からも常識からも自由だ。糸が切れた凧のように風の吹くまま飛び回っている。

テクノロジーの変化がかつてないほど速く、今までのルールや枠組みがすぐに時代遅れになる。過去のデータを正しく分析することは意味がなくなる。こんな時代には３歳児のようにまっさらで身軽な人間が一番強い。目の前のことを本能と直感で、欲望のままに受け入れていく。いつまで子供のように狂い咲くことができるか。おっさんになるな。「３歳児レース」に勝ち残れ。

如何ですか、なにか受け取れましたか。

私はホリエモンの " 媚びんなよ " にグッときましたね、私もその想いが特に強いタイプなのでスッと腑に落とせました。エネルギーが外に向いてる人ほど媚びやすいように思いますし、自分を差し置いて全てを他人のせいにしている人なんていうのは、はっきり言って論外です〜♬

この本はよくあるスピリチュアルな本ではありせんが、この三次元に生きていく中で、地に足をズシンと踏みしめて生きていく上で中々興味深い本だと感じました。もしかしたら、こういう本こそ実は血の通った今に生きるスピリチュアル本なのかも知れないと感じた次第です。

あの人がこう言ったからとか、私なんかには無理とか、直ぐになにかと理由をつけて逃げる弱い生命ではなく、正面から全てをグッと受け止めて、また受け切っていく強い生命に切り替えていって欲しい、そこを変えていかない限り、どこまで行っても、いつまでたっても何も変わらない、、壁を一つ一つ乗り越え乗り越えていく中で魂は強い光を発し磨かれていくのだと思う、その壁を乗り越えて行く時に、今生人界での黄金の歴史を生命に刻み込めるのではないでしょうか…

今年もあと僅かです。共に強気で前向きに明るく楽しく有終の美を飾って参りましょう。

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