府中牝馬ステークス 出走馬情報【火曜日】 | シュンザンの・・・

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色々とサイン競馬をやってみましたが、見つけるのに一苦労しますので、
その場その場の出来事に
力を注ぎたいと考えます
JRAに勝たないと意味が
ないですね。

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出走馬情報
      
東京・芝1800mで行われる府中牝馬Sは、3歳以上牝馬による秋の頂上決戦・エリザベス女王杯の前哨戦で、1着馬に本番への優先出走権が付与される。2011年にGIII からGII へ格上げされた際に、負担重量も、収得賞金によって上限なく加増される方式から、過去に優勝したレースのグレードによって加増される方式の別定重量に変更され、実績馬が極端に重い斤量を背負うことがなくなっている。本レースには、マイルチャンピオンシップを目指す馬が出走してくるケースもあり、今後のGI 戦線を占ううえで重要なレースと言えるだろう。今年も実力牝馬たちがエントリー。秋も深まってきた東京競馬場で繰り広げられる熱戦から、目が離せない。

ケイアイエレガント(牝6・尾形充弘)は、今年1月の京都牝馬Sを優勝して、昨年4月の福島牝馬S以来となる自身2度目の重賞制覇を達成。前々走のヴィクトリアマイルでは、2番手追走から最後の直線で一旦は先頭に立つ正攻法の競馬を披露して、ゴール寸前でストレイトガール(1着)にかわされたものの、アタマ差の2着に好走した。前走の安田記念でも牡馬の強豪を相手に5着と善戦し、充実した上半期となった。今回は約4か月半の休み明けになるが、7日に美浦南Wコースで行われた1週前追い切りでは、5ハロン67秒台、3ハロン39秒台をマークしており、仕上がりは順調の様子。今回、自身3度目の重賞制覇を目指す。

レッドリヴェール(牝4・須貝尚介)は、2歳時の2013年に、デビューから3連勝でGI・阪神ジュベナイルフィリーズを優勝した実績馬。その後は勝利の美酒を味わっておらず、スランプと思える時期もあったが、前々走となった今年のヴィクトリアマイルで4着に入って、復調を感じさせた。1番人気に支持された前走のクイーンSは、ゴール前でメイショウスザンナ(1着)にかわされて2着に敗れたが、直線で一旦抜け出したレース内容は上々と言える。今回、秋初戦で好結果を出して、2つ目のGI タイトル獲得へ向けて勢いをつけたい。

スマートレイアー(牝5・大久保龍志)は、前走のオープン特別・米子S(阪神・芝1600m、1着)以来約4か月ぶりの実戦になるが、中間は順調に乗り込みを進められており、出走態勢は整ってきている。昨年の本レースでは、出走メンバー中最速タイとなる上がり3ハロン33秒2(推定)の鋭い末脚を発揮して2着まで追い上げているように、東京・芝コースへの適性は十分。また、以前は後方から末脚を生かす競馬が多かったが、前走では好位追走から直線のインを抜け出す競馬で勝利を飾っており、戦法の幅が広がってきた印象を受ける。今回、昨年の阪神牝馬Sに続く自身2度目の重賞制覇を果たして、さらなる飛躍の足がかりにしたい。

カフェブリリアント(牝5・堀宣行)は、昨年12月の1000万下・中京日経賞(中京・芝1600m)優勝を皮切りに、3連勝で今年4月の阪神牝馬Sを制し、初の重賞タイトルを獲得。前々走のヴィクトリアマイルでも勝ち馬のストレイトガールから0秒5差の5着に入っており、牝馬限定のGI で能力が通用するところを示した。前走の関屋記念は7着に敗れたが、最後の直線で窮屈になるシーンがあり、不完全燃焼の競馬だった。今回は、巻き返しが期待される。

シャトーブランシュ(牝5・高橋義忠)は、1600万下クラスからの格上挑戦となった前走のマーメイドSで、外から一気に差し切る鮮やかな競馬を披露して見事優勝。重賞初制覇を達成した。今回は約4か月ぶりのレースになるが、中間は栗東CWコースで入念な乗り込みを消化しており、出走態勢は整ってきている。直線の長い東京・芝コースで身上の鋭い末脚を存分に発揮することができれば、重賞連勝も夢ではない。

スイートサルサ(牝5・菊川正達)は、今年4月の福島牝馬Sを優勝し、念願の重賞初制覇を達成した。前走の新潟記念は3コーナーで外に振られるシーンがあり8着に敗れたが、最後の直線では外からじわじわと末脚を伸ばしており、今回につながる内容は残したと見ていいだろう。この中間の調教では軽快なフットワークを披露していて、状態の良さが目を引く。これまで3勝2着1回3着2回をマークしている東京・芝へのコース替わりもプラス材料で、差のない競馬ができるはずだ。

カレンケカリーナ(牝5・安田隆行)は、前々走の1000万下・八ヶ岳特別(東京・芝1800m)→前走の1600万下・長岡S(新潟・芝1600m)を連勝し、オープンクラス入りを果たした。前走では、中団追走から抜群の手応えで4コーナーを回ると、最後の直線で馬場の外めから力強い末脚を発揮し、大混戦となったゴール前の追い比べをクビ差制した。ここまで右回りコースで1勝に対して、左回りコースでは4勝をマークしている馬。今回の東京・芝1800mは、本馬に適した舞台と言えるだろう。重賞初挑戦・初制覇を成し遂げても不思議ではない。

パワースポット(牝7・菊沢隆徳)は、昨秋の1600万下・紅葉S(東京・芝1600m)を快勝してオープンクラス入りを果たすと、その後は、芝の重賞で安定感のある競馬を続けている。前走のマーメイドSでも、最後の直線でしぶとく末脚を伸ばして3着に好走した。この中間は美浦のプール、南Wコース、坂路を併用してじっくり調整されており、約4か月の休み明けでも力を出せる状態で臨めそうだ。今回、念願の重賞初制覇に手が届くかもしれない。

ミナレット(牝5・大和田成)は、今年のヴィクトリアマイルで、18頭立ての18番人気という低評価を覆して3着に好走。この時は好スタートから単騎の逃げに持ち込めたとはいえ、前半800m通過タイム45秒5というよどみないラップで逃げての好走で、本馬の地力強化を示した一戦と言える。今回は、これまで勝ち星がない芝1800mへの対応が鍵になるが、すんなり先手を取ることができれば、粘り込みのシーンがありそうだ。

ネオユニヴァース産駒のトーセンソレイユ(牝5・池江泰寿)は、半兄に名馬ディープインパクト(父サンデーサイレンス)がいる良血馬。今回は1600万下クラスからの格上挑戦になるが、3歳時の一昨年にデビューから2連勝でオープン特別のエルフィンS(京都・芝1600m)を優勝し、桜花賞(7着)に駒を進めた素質馬で、今回のメンバーに入っても能力は引けを取らない。今回は6か月近くの休み明けになるが、中間は栗東CWコースを中心に丹念な乗り込みを重ねており、力を出せる状態でレースを迎えられそうだ。

メイショウマンボ(牝5・飯田祐史)は、2013年にオークス、秋華賞、エリザベス女王杯とGI 3勝を挙げ、同年のJRA賞最優秀3歳牝馬に選出された馬。今回のメンバーの中では実績最上位と言える存在だ。ただ、昨年のヴィクトリアマイル2着以降はひと息の競馬が続いている。今回、実績馬の復活が期待されるところだ。

ここは、レッドリヴェール

スマートレイアーに注意したい

ですね!