秋華賞 出走馬情報【火曜日】 | シュンザンの・・・

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色々とサイン競馬をやってみましたが、見つけるのに一苦労しますので、
その場その場の出来事に
力を注ぎたいと考えます
JRAに勝たないと意味が
ないですね。

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      出走馬情報
秋華賞は、1996年に創設された3歳牝馬限定のGI で、今年、節目の第20回を迎える。桜花賞が行われる阪神・芝の外回りコース(2007年以降)とオークスが行われる東京・芝コースは、直線が長く、地力勝負になりやすい舞台と言えるが、本レースは、前述の2レースよりも小回りで直線が短い京都・内回りの芝2000mが舞台。騎手の思惑や道中の位置取りなど、レースを検討するうえで展開面が重要なファクターとなるだろう。過去10年の結果を振り返ると、トライアルのローズSから本レースに臨んだ馬が圧倒的に好成績を残しており、優勝馬の10頭中7頭、2着馬の10頭中8頭がこのローテーションで好走を果たしている。今年も、ローズSから臨む馬が中心となりそうなメンバー構成。まずは、ローズS上位馬からチェックしていきたい。

タッチングスピーチ(牝3・石坂正)は、春の牝馬クラシックに出走できなかったが、前走のローズSでは、4コーナー15番手から最後の直線で鮮やかに差し切って優勝。本番への優先出走権を獲得した。今回の舞台となる京都・芝の内回りコースの経験は、昨年11月のメイクデビュー京都(芝1600m、3着)の一戦だけだが、前々走の500万下(札幌・芝2000m)では小回りコースに対応して勝利を飾っていることから、問題なくこなせそうだ。前走で確かな成長を示した上がり馬が、3歳牝馬三冠レース最後の一冠奪取を目指す。

オークス馬ミッキークイーン(牝3・池江泰寿)は、1番人気に支持された前走のローズSで2着に敗れた。レースでは、スタートで出遅れたこともあって、4コーナーでは最後方に位置する展開。そこから最後の直線で猛然と追い込んできたパフォーマンスは、さすがGI 馬と思わせるもので、“負けて、なお強し”と判断できる内容だった。後方からレースを進める末脚勝負のタイプだけに、今回は器用さが求められる京都・芝の内回りコースへの対応が鍵になるが、克服できるだけの高い能力を持っている馬であることは間違いないだろう。

トーセンビクトリー(牝3・角居勝彦)は、父がキングカメハメハ、母が2001年のエリザベス女王杯優勝馬トゥザヴィクトリーという良血馬だ。骨折の影響で春の牝馬クラシックには間に合わなかったが、戦列復帰後3戦目となった3走前の500万下・茶臼山高原特別(中京・芝2000m)と前々走の1000万下・西部スポニチ賞(小倉・芝1800m)を連勝。前走のローズSで3着に入って本番への優先出走権を獲得し、3歳牝馬三冠レース最後の舞台に駒を進めてきた。本馬は、コースやペースを問わず能力を発揮できる高い競馬センスの持ち主。今回がGI 初挑戦となるが、好勝負を演じる可能性は高い。

桜花賞馬レッツゴードンキ(牝3・梅田智之)は、前走のローズSで4着に敗れており、本番での巻き返しを狙う一頭だ。前走は、前半1000m通過タイム58秒4という緩みないペースで逃げる展開。最後は上位3頭の瞬発力に屈したものの、本馬も最後まで懸命に踏ん張っており、内容の濃い前哨戦だったと見ていいだろう。今回は京都・内回りの芝2000mに舞台が替わるが、前走よりも小回りで直線が短くなる点は、先行してしぶとく粘るタイプの本馬にとってプラス材料で、前走以上の粘りが期待できるだろう。

クイーンズリング(牝3・吉村圭司)は、今春に桜花賞トライアルのフィリーズレビューで鮮やかな差し切り勝ちを収め、本番の桜花賞(4着)では3番人気に支持された実力馬。前走のローズSでは、今回の京都・芝の内回りコースを意識してか、後方から末脚を生かす競馬ではなく積極的に好位に付ける戦法を選択。結果は最後の直線でひと伸びを欠いて5着に敗れたが、この経験が本番に生きてくれば、今回、差のない競馬ができるだろう。

アンドリエッテ(牝3・牧田和弥)は、父ディープインパクトから受け継いだ鋭い末脚が武器の馬だが、前走のローズSではいつもの切れ味を発揮することができず6着に敗退。前々走のオークス(5着、438キロ)からプラス12キロという馬体重(450キロ)の増加が、最後の伸び脚に影響したのかもしれない。今回、馬体が絞れていれば、この馬本来の鋭い追い込みが見られるだろう。

デビューから無傷の3連勝でオークストライアル・スイートピーS(東京・芝1800m)を優勝したディープジュエリー(牝3・国枝栄)は、本番のオークス出走を見送って休養に入り、前走のローズSで復帰。結果は7着に敗れ連勝は「3」でストップしたが、強敵と走った経験が今回に生きてくれば、巻き返すシーンが十分にありそうだ。前走後はそのまま栗東トレーニング・センターに滞在して調整されているので、直前の長距離輸送がない点はプラス材料だろう。

秋華賞トライアルの紫苑S(中山・芝2000m)で優先出走権を獲得した2頭も、注目が必要だ。クインズミラーグロ(牝3・和田正道)は、1000万下クラスからの格上挑戦で臨んだ前走の紫苑Sを優勝。前々走の500万下・村上特別(新潟・芝1600m、1着同着)に続く連勝を決めており、目下の充実ぶりがうかがえる。本馬は鋭い末脚を持ち味にしているだけに、今回、ハイペースの展開になれば、上位争いに加わってきそうだ。

前走の秋華賞トライアル・紫苑Sで2着に好走し本番への優先出走権を獲得したホワイトエレガンス(牝3・国枝栄)。好位追走から早めに抜け出す競馬を披露し、ゴール寸前まで先頭に立っていた前走のレース内容は、本番の舞台となる京都・芝の内回りコースに向きそうな印象がある。今回も自分のペースでレースを進めることができれば、チャンスは十分にあるだろう。

昨年11月のアルテミスS、今年3月のチューリップ賞と、これまで重賞2勝をマークしているココロノアイ(牝3・尾関知人)は、前走のオークス(7着)後に右前脚の骨折が判明。放牧へ出され休養に入ったが、回復は順調のようで、秋華賞のエントリーに間に合った。今回は約5か月ぶりの実戦になるが、気性的に休み明けでも力を発揮できるタイプ。重賞2勝馬の底力を侮ることはできないだろう。

今年2月のクイーンCの優勝馬キャットコイン(牝3・二ノ宮敬宇)も、前走のオークス(12着)以来約5か月の休養を挟んでのエントリーとなる。ただ、今年の春は馬体重の維持に苦労していたため、逆に、このローテーションがプラスに出る可能性はありそうだ。休養前と比べてどれだけ成長した姿を見せてくれるのか、当日の馬体重とパドックでの気配はしっかりとチェックしたい。
赤色の4頭の中から勝ち馬が
出そうな感じがします。

特にミッキークイーンが怖いですね!
コマーシャルは、寿良山
ですからね!