小倉2歳ステークス 出走馬情報【火曜日】 | シュンザンの・・・

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色々とサイン競馬をやってみましたが、見つけるのに一苦労しますので、
その場その場の出来事に
力を注ぎたいと考えます
JRAに勝たないと意味が
ないですね。

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出走馬情報
      
小倉・芝1200mで行われる小倉2歳Sは、夏競馬最後の2歳重賞。近年は、2歳戦の競走体系が改善されてきたことで、馬の距離適性に合わせたレース選択が可能になっており、特に、夏競馬の終盤に行われる3つの2歳重賞においては、中距離馬が札幌2歳S、マイラーが新潟2歳S、そして、短距離馬はこの小倉2歳Sと、すみ分けがはっきりしている。近年の本レース出走馬の血統を見ても、以前よりスプリント色が濃くなっている印象を受ける。一昨年の本レース2着馬ベルカントは、その後に、今年のアイビスサマーダッシュと北九州記念を含めここまで芝・短距離の重賞4勝をマークする活躍を見せている。本レースは、今後の2歳重賞戦線を占うだけでなく、将来の有望なスプリンターを探す一戦とも言えるだろう。今年も多彩なメンバーがエントリーしており、熱戦が期待される。

シュウジ(牡2・橋口弘次郎)は、7月4日のメイクデビュー中京(芝1400m)→オープン特別の中京2歳S(中京・芝1600m)を連勝。今回は初参戦の芝1200mに距離が替わるが、父が2010年と2011年(阪神・芝1200mで開催)の高松宮記念を連覇したキンシャサノキセキという血統背景を考えれば、距離短縮はむしろ望むところと言えるのではないだろうか。8月26日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン53秒2、ラスト1ハロン12秒5をマーク。今週の最終追い切りをしっかりとこなせば出走態勢は整いそうで、今回も、主役候補の一頭と見ていいだろう。

新種牡馬ダノンシャンティ産駒のレッドカーペット(牡2・高野友和)は、7月4日のメイクデビュー中京こそシュウジ(1着)に敗れたが、2戦目となった前走の未勝利(ともに中京・芝1400m)で後続に2馬身1/2差をつけて快勝。本馬もかなりの素質を秘めていそうだ。7月の中京開催以来の出走となる点はシュウジと同様だが、中間の調教はこちらの方がハード。特に、8月26日に栗東坂路で行われた1週前追い切りで4ハロン51秒4、ラスト1ハロン12秒9をマークした時の動きは素晴らしかった。今回、初戦で敗れたライバルに雪辱を果たしたうえで、重賞初制覇を達成するシーンがあるかもしれない。

新種牡馬カジノドライヴ産駒のコウエイテンマ(牡2・川村禎彦)は、6月7日のメイクデビュー阪神(芝1400m)で初勝利をマーク。続くオープン特別の中京2歳Sこそ5着に敗れたが、今回と同じ小倉・芝1200mで行われた前走のオープン特別・フェニックス賞では、後続に5馬身差をつける圧勝劇を演じた。すでに同舞台で好走している点はアドバンテージと言えそうだ。今回は前走から中2週というローテーションとなるだけに、この中間の調教では目立つ時計を出していないが、今週の最終追い切りを消化すれば、出走態勢は整いそうだ。今回で4戦目というレースキャリアを生かして、初の重賞タイトル獲得を目指す。

キンシャサノキセキ産駒のオフクヒメ(牝2・松下武士)は、6月27日のメイクデビュー阪神(芝1200m)で初陣勝ちを決め、短期放牧を挟んで臨んだ前走のオープン特別・フェニックス賞でも2着に入った。前走で勝ち馬のコウエイテンマにつけられた5馬身という差は大きいが、ゲート内で落ち着きを欠いていただけに、今回、スムーズなスタートを決めれば、巻き返しの余地はあるはずだ。レースを1度使われた上積みが見込める点も強調材料で、レースぶりに注目したい。

ダイワメジャー産駒のレッドラウダ(牡2・音無秀孝)は、7月19日のメイクデビュー中京(芝1200m)こそ3着に敗れたが、2戦目となった前走の未勝利(小倉・芝1200m)では1番人気の支持に応えて初勝利を挙げた。勝ち時計の1分10秒0は目立つものではないが、まだまだ短縮可能な印象を受ける。8月26日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、併走馬のクランモンタナ(古馬オープン)に1馬身ほど先着する動きを見せており、仕上がりは良好な様子。今回も、優勝候補の一頭と見ていいだろう。

8月2日のメイクデビュー小倉(芝1200m)を勝ち上がったキンシャサノキセキ産駒のジュンゲル(牡2・藤原英昭)。勝ち時計の1分11秒1は平凡だが、余裕十分の手応えで後続を1馬身1/2突き放した勝ちっぷりの良さは目立っており、今回、時計を短縮してくる可能性はありそうだ。26日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン51秒9、ラスト1ハロン12秒8をマーク。併走馬(古馬オープン)を3馬身ほど追走して最後は遅れたものの、能力の高さをうかがわせる動きを見せた。今回、デビュー2連勝で重賞初制覇を達成しても不思議ではない。

スウェプトオーヴァーボード産駒のファビラスヒーロー(牡2・野中賢二)は、7月4日のメイクデビュー中京(芝1400m)で勝ち馬のシュウジから1秒8も離された8着に敗れたが、2戦目となった前走の未勝利(小倉・芝1200m)を優勝。初戦から200mの距離短縮と小倉へのコース替わりが合っていたことに加えて、積極的に先手を取るレースをしたことも好走につながったのかもしれない。8月26日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りではラスト1ハロン11秒7と鋭い伸び脚を披露。今回、再度自分のリズムで走れるようなら面白い存在になりそうだ。

キンシャサノキセキ産駒のサイモンゼーレ(牡2・梅田智之)は、7月19日のメイクデビュー中京(芝1200m)こそゴール寸前で勝ち馬に交わされて2着に敗れたが、前走の未勝利(小倉・芝1200m)では、2着馬に3馬身差をつける完勝と言える内容の逃げ切りで初勝利を挙げた。今回は重賞で相手が強化されるが、本馬のスピード能力を存分に発揮できれば、ここでも差のない競馬が可能だろう。

ブンブンブラウ(牝2・川村禎彦)も、キンシャサノキセキ産駒。7月5日のメイクデビュー中京(芝1400m)は逃げる競馬で2着に敗れたが、2戦目となった前走の未勝利(小倉・芝1200m)では、中団追走から追い込む競馬で初勝利をマークした。200mの距離短縮によって末脚の切れ味が増した印象で、前走のレース内容はなかなか優秀だった。今回は連闘での重賞エントリーとなるが、疲れのない状態で出走できれば、上位争いに加わってくるかもしれない。
この中では、
シュウジ(牡2・橋口弘次郎)
レッドカーペット(牡2・高野友和)
オフクヒメ(牝2・松下武士)
レッドラウダ(牡2・音無秀孝)
ジュンゲル(牡2・藤原英昭)
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