新潟記念 出走馬情報【火曜日】 | シュンザンの・・・

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色々とサイン競馬をやってみましたが、見つけるのに一苦労しますので、
その場その場の出来事に
力を注ぎたいと考えます
JRAに勝たないと意味が
ないですね。

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出走馬情報
      
新潟記念は、新潟競馬場で行われている重賞の中で最も歴史の古いレース。芝1600mが舞台の関屋記念、直線競馬で唯一の重賞・アイビスサマーダッシュなどと並んで、夏の新潟開催を彩るレースとして定着している。今年も、開設50周年を迎えた新潟競馬場に、秋の飛躍を目指す馬たちが集結。伝統のハンデキャップ重賞を制して、夏競馬の最後に輝きを放つのはどの馬だろうか?

ダコール(牡7・中竹和也)は、前走の新潟大賞典を優勝。それまで再三にわたり重賞で好勝負を演じながらあと一歩のところで涙をのんできたが、通算37戦目で初の重賞タイトルを獲得した。前走後は放牧で疲れを癒やし、栗東トレーニング・センターへ帰厩後はこの新潟記念を目標に定め鋭意調整に励んでいる。本馬は、ここまで連対率45.9%、3着内率67.6%を記録している堅実タイプ。また、芝2000mは全7勝中4勝をマークしているベストの距離でもある。円熟期を迎えた中距離ホースが、重賞連勝を目指して新潟のターフに戻ってくる。

ミュゼスルタン(牡3・大江原哲)は、昨年の新潟2歳Sで1分33秒4の2歳コースレコードをマークして重賞初制覇を飾った。その後に左前脚の骨折が判明して長期の休養を余儀なくされたが、今年の3月に戦列復帰。スプリングS7着から臨んだ前々走のNHKマイルCではメンバー中最速タイの上がり3ハロン33秒8(推定)を駆使して3着に善戦し、あらためて能力の高さを示した。今回は、前走の日本ダービー(6着)以来のレースになるが、この中間の乗り込みは順調で、出走態勢は整っている。2戦2勝を誇る新潟・芝コースで2度目の重賞制覇に挑む。

アヴニールマルシェ(牡3・藤沢和雄)は、昨年の新潟2歳Sで、前述のミュゼスルタン(1着)にハナ差及ばず2着に敗れたが、出走メンバー中最速となる上がり3ハロン33秒0(推定)の末脚を発揮して猛然と追い込んでおり、内容はほぼ勝ちに等しいものと言えるだろう。今回は、前走のNHKマイルC(4着)以来約4か月ぶりのレースとなるだけに、仕上がり具合が鍵だが、美浦トレーニング・センターへ帰厩後の調整はすこぶる順調。8月26日に南Wコースで行われた1週前追い切りでは力強い動きで4ハロン54秒台をマークしており、好仕上がりでレースに臨めそうだ。今回、初めて芝2000mに出走するが、ここで好結果を出すことができれば今後の選択肢が増えるだけに、注目の一戦となった。

マジェスティハーツ(牡5・松永昌博)は、前々走の鳴尾記念2着に続いて前走の関屋記念でも2着に好走。目下のレース内容が良く、重賞制覇はすぐ手の届くところまで来た印象だ。前々走の鳴尾記念は、勝ち馬のラブリーデイが次走のGI・宝塚記念を優勝、3着馬のアズマシャトルと5着馬のグランデッツァがその後に重賞を優勝と、非常にレベルの高い一戦。そこでメンバー中最速となる上がり3ハロン34秒7(推定)をマークして2着に追い込んだ本馬の能力も高いと判断していいだろう。また、前走の関屋記念の連対で新潟・芝コースは〔0・2・0・1〕となり、コース相性も上々。好条件が整った今回は、念願の重賞タイトル奪取に向けて大きなチャンスを迎えた。

アルフレード(牡6・手塚貴久)は、2011年の朝日杯フューチュリティSを優勝したGI ホース。翌2012年の日本ダービー(13着)後に発症した脚部不安により1年7か月以上に及ぶ長期休養を余儀なくされ、戦列復帰後はひと息の成績が続いていたが、ここ3戦は、3走前の東京新聞杯2着→前々走の新潟大賞典3着→前走の七夕賞5着と復調を示している。今回の舞台となる芝2000mの距離は、勝利こそないものの、前述の新潟大賞典3着でめどを立てている。8月26日に美浦南Wコースで行われた1週前追い切りでは、6ハロン78秒台、3ハロン37秒台をマークしており、仕上がりにも不安はなさそうだ。

メドウラーク(牡4・橋田満)は、今年2月に500万下の小倉城特別(小倉・芝2000m)を優勝して2勝目を挙げると、1000万下の淡路特別(阪神・芝2200m)1着→1600万下の烏丸S(京都・芝2400m)1着→クラス再編成による降級を経て1600万下のジューンS(東京・芝2000m)1着と、目下4連勝中。特に前走は、初めての東京・芝コース、前々走からの斤量増(55キロ→57キロ)を難なく克服しての優勝で、まさに本格化を告げる内容だった。以前と比べて折り合い面に進境が見られ、芝2000mの距離も5戦4連対(2勝2着2回)とベスト。今回、相手が強化されるだけに試金石の一戦に違いないが、不安よりも楽しみの方が大きい。

マイネルミラノ(牡5・相沢郁)は、前々走のオープン特別・巴賞(函館・芝1800m)を逃げ切って通算6勝目を挙げた。重賞初制覇に挑んだ前走の函館記念も逃げの形に持ち込んだものの、1000m通過タイムが58秒6という息の入らない流れになって最後の直線で失速し8着に敗退。大外枠(16頭立ての8枠16番)からのスタートでテンに脚を使った影響もあったのだろう。前走後は、美浦トレーニング・センターへ帰厩して乗り込みを開始。調教で見せる軽快な動きから調子落ちの不安はなさそうで、今回、うまくマイペースに持ち込むことができれば、新潟の長い直線でも押し切ることが可能だろう。

クランモンタナ(牡6・音無秀孝)は、昨年の新潟記念で好位につける正攻法の競馬をして、勝ち馬のマーティンボロとクビ差の2着に好走。ラストインパクト(3着、その後に京都大賞典→金鯱賞を連勝)には先着を果たしており、優秀な内容と言えるだろう。その後はひと息の成績が続いていたが、前走の小倉記念では4コーナー15番手から追い込んで4着に善戦。復調ムードを示しての本レース参戦だけに注目度はアップしそうだ。過去のレースぶりから左回りで直線が平坦の芝2000mが本馬に合っているようで、ベストの条件がそろう今回、優勝争いに加わっても不思議ではない。

ロンギングダンサー(牡6・勢司和浩)は、ここまで新潟・芝コースで3戦2勝3着1回と好相性を示している点が大きな魅力だ。約5か月半の休み明けで臨んだ前走の1600万下・新潟競馬場開設50周年記念(新潟・芝2000m)では、メンバー中最速となる上がり3ハロン33秒1(推定)の素晴らしい瞬発力を発揮して優勝。待望のオープンクラス入りを果たした。今回は初めての重賞エントリーで、相手も強化されるが、前走勝利による勢いとコース適性の高さは大きなセールスポイント。この中間も調教の動きは申し分なく、体調はさらに上向いてきた印象を受ける。得意の舞台で初の重賞タイトル獲得を狙う。

その他にも、2013年の新潟大賞典優勝を含め新潟・芝コースで3戦2勝のパッションダンス(牡7・友道康夫)、前々走の福島牝馬Sで重賞初制覇を達成したスイートサルサ(牝5・菊川正達)、昨年の函館記念の勝ち馬ラブイズブーシェ(牡6・村山明)などがスタンバイ。夏の新潟開催を締めくくる伝統の重賞レースで飛躍を狙っている。
この中では、私は
パッションダンス(牡7・友道康夫)
スイートサルサ(牝5・菊川正達)
ラブイズブーシェ(牡6・村山明)
この3頭に注目しております。