札幌2歳ステークス 出走馬情報【火曜日】 | シュンザンの・・・

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色々とサイン競馬をやってみましたが、見つけるのに一苦労しますので、
その場その場の出来事に
力を注ぎたいと考えます
JRAに勝たないと意味が
ないですね。

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出走馬情報
      
札幌・芝1800mで行われる札幌2歳Sは、後の活躍馬を多数送り出している“出世レース”。過去5年の出走馬を振り返ってみても、2010年の2着馬アヴェンチュラ(2011年秋華賞)、2011年の2着馬ゴールドシップ(2012年皐月賞などGI 6勝)、2012年の4着馬ロゴタイプ(2012年朝日杯フューチュリティS、2013年皐月賞)、2012年の9着馬マイネルホウオウ(2013年NHKマイルC)、2013年(函館・芝1800mで開催)の1着馬レッドリヴェール(2013年阪神ジュベナイルフィリーズ)、2014年の3着馬レッツゴードンキ(2015年桜花賞)と、6頭がGI ホースに上り詰めている。今年も、未来のスターホースになる可能性を秘めた素質馬が集結。熱い戦いが期待される。

前走のオープン特別・コスモス賞(札幌・芝1800m)を勝ち、無傷の2連勝を達成したラヴアンドポップ(牡2・安田隆行)。この中間はレースでの疲れも見られず、8月26日に札幌・芝コースで行われた1週前追い切りでは、5ハロン68秒9、ラスト1ハロン11秒7をマーク。終い重点の内容で全体の時計こそ目立たないが、直線で併走馬(古馬500万下)と馬体を併せるとシャープな伸び脚を披露した。馬体の張りも上々で、引き続き好調をキープしている。父のアドマイヤムーンは2005年の本レース優勝馬。父と同じ道程をなぞり、トップホースへの階段を歩めるか、ここが試金石の一戦になりそうだ。

8月2日のメイクデビュー札幌(芝1800m)で、鮮やかな逃げ切り勝ちを決めたハービンジャー産駒のプロフェット(牡2・池江泰寿)。近親に2001年のエリザベス女王杯優勝馬トゥザヴィクトリーをはじめ数多くの活躍馬がいる活発な牝系の出身だ。前走後は短期放牧を挟み、27日に札幌ダートコースで行われた1週前追い切りでは、4ハロン55秒5、ラスト1ハロン12秒9をマーク。スピード感あふれる動きで、気合乗りも上々だった。均整がとれた馬体の作りとバネのあるしなやかなフットワークがひときわ目を引く馬。今回、どれだけのパフォーマンスを発揮できるか、期待は大きい。

8月16日のメイクデビュー札幌(芝1800m)を1分52秒7の走破時計で優勝したハービンジャー産駒のアラバスター(牡2・松田博資)は、母のレーヴディソールが2010年に阪神ジュベナイルフィリーズを制しているのをはじめ、近親に活躍馬がずらりと並ぶ良血馬だ。この中間は疲労回復に努めて軽めの調整だが、活気があってフットワークは軽やか。初戦がまだ余裕のある体つきだっただけに、レースを1度使われた上積みも見込めそうだ。非凡な素質を秘めていることは間違いなく、本レースで好結果を出して、骨折でクラシック出走がかなわなかった母の分まで活躍したい。

新種牡馬ヴィクトワールピサを父に持つスパーキングジョイ(牡2・藤岡健一)は、8月9日のメイクデビュー札幌(芝1800m)で1分52秒5のタイムをマークして初陣勝ちを飾った。レース後も熱心な乗り込みを消化し、26日に函館Wコースで行われた1週前追い切りでは5ハロン67秒0を計時。全身を無駄なく使ってダイナミックな動きを披露しており、レースを1度使われた上積みが十分に感じられる内容だった。父譲りのたくましい馬体の作りから奥の深さを感じさせるだけに、今回のメンバー相手にどれだけの競馬ができるか、注目の一戦だ。

7月19日のメイクデビュー函館(芝1800m)を快勝したハーツクライ産駒のアドマイヤエイカン(牡2・須貝尚介)は、伯母にフサイチエアデール(重賞4勝)がいる良血馬だ。この中間は短期放牧を挟み、函館競馬場へ戻ってからは急ピッチに乗り込みを重ねている。8月26日に同Wコースで行われた1週前追い切りでは、5ハロン67秒4の時計をマーク。グッと重心を沈めて迫力満点の動きを披露し、2馬身ほど先行していたとはいえ、古馬1000万下の併走馬を最後は突き放した。馬っぷりの良さが目立ち、今回のレースだけではなく、先々まで活躍が期待できそうだ。

8月15日のメイクデビュー札幌(芝1500m)を快勝したグラスワンダー産駒のアラモアナワヒネ(牝2・池添兼雄)は、初戦の馬体重が448キロとコンパクトな馬体の牝馬で、現時点での完成度は高そうだ。この中間はレースの反動もなくすぐに乗り込みを再開し、26日に札幌ダートコースで行われた1週前追い切りでは5ハロン71秒8を計時。軽快なフットワークで駆け抜けて、状態の良さをアピールした。初戦時は追い切りの本数が少ない印象があっただけに、実戦を1度使われた上積みが見込めそうで、今回も上位進出が可能だろう。

ステイゴールド産駒のクロコスミア(牝2・西浦勝一)は、前走のオープン特別・コスモス賞で4着に敗れたが、4コーナーで馬群をさばけず追い出しが遅れるシーンがあっただけに、悲観する内容ではない。母のデヴェロッペは、3歳時の2008年にオープン特別・菜の花賞(中山・芝1600m)を優勝し、桜花賞(15着)に駒を進めた馬。本馬は、馬体こそ400キロ台とコンパクトだが、父の勝負根性と母のスピードを受け継いでいる印象で、今回、重賞でも能力は見劣りしないはずだ。

北海道所属の地方馬リッジマン(牡2・田中淳司)は、スウェプトオーヴァーボード産駒。前走のオープン特別・クローバー賞(札幌・芝1500m)では、果敢に先手を奪うと最後の直線でもしぶとく粘り、13頭立ての13番人気という最低評価を覆して、勝ち馬のマシェリガールとハナ差の2着(同着)に好走した。初めての芝のレースだったことを考えれば中身の濃い内容で、今回、300mの距離延長に少し不安はあるものの、前走のようなパフォーマンスを発揮できれば、上位争いに加わってくるシーンがありそうだ。

新種牡馬ワークフォース産駒のアフターダーク(牝2・高橋義忠)は、7月26日のメイクデビュー函館(芝1800m)で初陣勝ちを収めた。力の要る馬場コンディション(稍重)で行われたこともあって走破時計の1分54秒5は目立たない数字だが、レースでは、すんなり先手を奪うと、最後の直線で後続を楽に突き放す強い内容を披露した。トレーニングセール出身馬(今年の千葉サラブレッドセール取引馬)らしい完成度の高さが魅力で、重賞挑戦となる今回も軽視は禁物だ。
この出走馬の中では、コスモス賞組が、
上位に来ておりますね。
私の注目馬は、
ラヴアンドポップ(牡2・安田隆行)
プロフェット(牡2・池江泰寿)
スパーキングジョイ(牡2・藤岡健一)
アドマイヤエイカン(牡2・須貝尚介)
以上の馬達です。