九重の古葉取りも2日目で、4時間くらいやりましたが、まだ、半分程度しかできていません。

 九重は芽数が多く、毎年のこととはいえ手こずっとります。瑞祥と比べても九重はだんぜん芽数が多いと思います。このようにたくさんの芽から必要な芽と予備の芽を残して、不要な芽を整理するのですが、このために時間がかかるんです。

 樹高80㎝くらいの樹ですが、まだ2日程度はかかりそうです。

 進捗状況はこんな感じです。
古葉取り2日目

 そろそろ、施肥もしなきゃいけない時期やし、消毒もしなきゃいけない。今年は小さいバッタが大量発生し野バラなどは相当喰われました。


 さて、犬山城は今日から2階です。2階は「武具の間」と言われており、全部で144畳、中央が武具の間で、西、北、東の3方に武具棚がしつらえてあります。


2階東面武者走り
東側の武者走りです。階段の下り口が見えています。右の消火器の処に武具棚もチラリと見えています。


2階北面武者走り
北側の武者走りです。右は明り取りの窓で、その下は木曽川です。左に武具棚が見えています。


2階武具の間 西武者走り
西側の武者走りです。右に武具棚が見えています。武具の間は四方ともに廊下側からも武具が取り出せるように工夫されていることがわかります。


2階武具の間 南武者走り
 南側の武者走りです。左側の白壁の向こう側が武具の間の入り口になっています。武具の間の一部を使用して3階への階段が造られています。これまで地下2階からずっと東南の隅に階段が造られてきており、最初から3階以上が造られていたなら、この階も東隅に上り階段が配されていると思われます。

 やはり、3階は2階武具の間の屋根裏の梁に乗せる形で造ったためにこの位置に階段を創ったのでしょう。このことからもこの天守の1~2階は金山城からの移築と考えるのが自然だと思います。


ほな、また…。

この九重の古葉取りを始めました。この九重は3年ほど前に銘風展に出展した樹で、うちではできている方の樹です。
九重古葉取り
 右の写真は、本日作業が完了した上部の様子です。我ながら、かなりラフですな。

 オイラのペースだとあと2日程度かかりそう。


 さて、犬山城は1階にある部屋の紹介です。

石落とし2

 まずは西北隅にある出っ張り(左の写真)です。

 用途がよくわからず、近年なんとなく「石落としの間」と呼ばれ、防御施設と考えられていますが石を落とす仕掛けは見られません。

 金山越えにより移築されたと考えると、金山城本丸御殿からの入り口だったのではないかとの説もあるようです。


1階上段の間
 中央部にあるこの部屋は、創建当時、城主の居間として使われていたのではと言われている部屋で、床が20㎝余高くなっており、天守で唯一畳敷きです。といっても、一切の装飾を排し、いかにも戦国の城と言った雰囲気で質実剛健です。


1階武者かくしの間
 床の間の左手にある8畳の部屋で写真正面の引き戸から上段の間に出入りできるように造られています。城主を警護する侍を待機させておく部屋で「武者隠しの間」と呼ばれています。


1階納戸の間
 「納戸の間」と呼ばれている部屋です。6畳と10畳の2間で構成されています。

 しかし、これも本当に納戸だったかどうかは、よくわかっていません。


 1階は全部で150畳だそうですが、2間幅の武者走りと呼ばれている廊下で四方を囲み、真ん中に各部屋が割り振られている構成です。


 今日はここまで。ほな、また…。



 五葉松の古葉取りも1本の瑞祥に3日もかかっちゃった!

 しようがないわな。瑞祥の新芽の先を見つめて2時間も経つと、老眼が悲鳴を上げて、かすんでくるんですわ。

 とにかく、こんな具合になりました。


瑞祥古葉取り
    作業前          作業後

 半分くらいに樹高が縮められれば今の幹の太さでもいいのですが、せっかくここまで伸びたものを切り縮めるには忍びないので、このまま作っていくつもりです。


 さて、犬山城は地下1階から1階へあがってきました。階段を上りきると右手に付櫓があります。


 付け櫓は天守本体と一体になっており、特に仕切られていません。 
付櫓窓より
 付け櫓の窓から天守入り口の方面を見た写真です。天守に侵入しようとする敵に横から矢を射かける形です。

 
付櫓内部を望む
 北奥から南を見た写真です。奥に見える格子窓の部分が付櫓です。

 階段の急角度がよくわかります。


1階東面武者走り

 付櫓から北を見た写真です。右端から4~5枚の床板を奥へたどると、この廊下(武者走りと言う)がまっすぐでないことがわかります。

 美濃金山城の天守台が、このようなに斜めに切られており、付櫓も、石落としの間まで位置、サイズともに一致することが現地調査により証明されており、最近は犬山城天守閣が美濃金山城の移築であると考えられています。


1階北面武者走り
 上の写真の突き当りを左に折れ、西に突き当たった位置から東を振り返って撮った写真です。

鎧などが展示されています。ちなみにこの武者走りは2間幅になっています。

 左の窓下は崖になっており下は木曽川です。


ほな、今日はここまで…。