2023年 瀬戸内海の旅 | こうのの日々

こうのの日々

漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。

丹波の国、福知山市で寒い寒い言いながら夫と大型インコのTさんと暮らす54歳の漫画家です。

 

あなたは2023年をどこで迎えましたか?

わたしは、今年はなんと! 

海上で迎えましたよ!

 

2022年12月30日の夕方のことです。

Tさんをちょっと早めに寝かせて、夫とわたしは特急こうのとり号に乗りました。

大阪駅で降りて、地下鉄四つ橋線に乗り換えて、終点でニュートラムに乗り継ぎます。

広島のアストラムラインの駅に似ていますが、年季が入っているぶん余計に未来都市みたいです。

フェリーターミナル駅で降りて、

長い通路を通って大阪南港おおさかなんこうへ。
はい。

おれんじえひめ号に乗り込みました!


たくさん部屋がありますよ。
我々の部屋はこの上の階。

乗り物内とは思えない客室です!

小さなお子さん連れの家族が多く乗っていて、華やいだ雰囲気です。

レストランでカレーを食べて、自販機でコーヒーを買って部屋に戻って飲んだところで、22時。

出航の時間になりました。

窓からの風景はこんな感じ。
大阪よさようならー。

その後ゆっくり大浴場に浸かってきました。

戻ってみたら、夫がとても不機嫌そうです。

思い返せば、家を出た時からどうも夫の機嫌がよくないような気はしていたのです。

そして「酔いそうだから酔い止めくれ」と言いました。

夫は自分から船旅がしたいと言ったものの、乗り物酔いしやすい体質なので、緊張していたのでしょう。

飲んだら安心したのか、やがて普段通りになりました。

瀬戸内海だし、高速バスほども揺れていないように思いましたが、いちおうわたしも飲むことにしました。

酔い止めは眠くなるというしね。

とはいえ、珍しい体験でウキウキしすぎてなかなか眠れず…外の島々の小さな灯りを眺めたりしながら、ようやく2時頃ウトウトしたかと思ったら。

5:30に船内放送が鳴り響いてたたき起こされました!

それもそのはず、6時にはもう東予港とうよこう(愛媛県)に到着するのです。

レストランで朝ごはんを食べて支度して、運よく7時発の壬生川にゅうがわゆきの送迎バスに乗れました。

 

さて、どこに行こうかな?

愛媛県東部の鉄道の駅を出発して、あなたなら、どこに行きたいだろうか。


というところで次回に続きます。

ではまたね!