さようなら靴べら | こうのの日々

こうのの日々

漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。

 

今年もいくつもの別れと出会いがありました。

 

先日、買い物に行こうと靴を履いたら、靴べらがぽっきり折れてしまいました。

引っ越してきた時に買ったから、もうじき6年になるところでした。

考えてみれば、毎日けっこう負荷がかかっていたはずなのに、長く頑張ってくれたものだなあ。

 

靴べらといえば、西本願寺のお堂の入り口に、竹の立派な靴べらが何本かあります。

この靴べらには、寄贈した人の名前が書いてあります。

わたしもいつか、この人のように、参拝者のお役に立つものを、かっこよく、どこかに寄贈したいものだな、といつも思います。

でも、…では何を? どこに? どんなタイミングで? どんな顔で? となると、なかなか思いつかないんだよね…。

 

忘れないうちに、さっそく新しい靴べらを買ってきました。

新しいのは、どうも薄くて頼りないです。

これから信頼関係を築いてゆきたいです。

 

ではまたね!