こんにちは! よい子のこうの史代です。
シャン シャン シャン シャン…。
おや?
おもてで鈴の音が。誰だろう?
というわけで。待ちに待ったあのお方が、一足先に我が家にやって来ましたよ!
…何が?
自分で「よい子」とか言ってる50代の明智光秀似のオバハン家に何が!?
と不思議がっているそこのあなた!
これに決まってるじゃあないですか!
「百一」こうの史代 日本文芸社刊 1430円 の見本です!
内容は、12月5日にざっと説明しましたが、見てもらった方が早いな。こんな感じです。
ええ。わかっております。
百人一首を題材にしている中では、おそらく史上最高に馬鹿馬鹿しい本でしょうな。
右ページに載っているような小さなカットを、たくさん描き下ろしました。
カットの配置等で、編集さんにもデザイナーさんにも頑張っていただいたため、時間もかかりました。
ところで、このカット、左ページにも進出していますが、これは、元の原稿にある白い点を隠すためです。
というのも、この原稿は白とナチュラルの2種類の紙を使っていて、そのままだとどちらも地の色を基準(白)として印刷されて、ナチュラルの方はせっかくの色合いが損なわれてしまうため、基準にしてもらう白い点を(連載時にはタイトルで隠れる位置に)打っていたのです。
カラーイラストを色のついた用紙に描こうと思っているそこのあなた。
このように、画面のどこかに白い部分を作っておくと、元の色に近い感じで印刷してもらえると思います。
この作品があなたにお会いできるのはもうすぐ。17日発売です!
どうぞよろしく!!
ではまた明日ね!