タロウの謎 | こうのの日々

こうのの日々

漫画家こうの史代です。
夫とキエリボウシインコのTさんと、福知山市で暮らしています。

こんにちは! こうの史代です。

 

「Tさん大丈夫かなあ…」

とご心配くださったそこの心優しいあなた!

ありがとうございます!

今日はすっかり元気いっぱいのあまえん坊です!

このTさんは、2年半前、認定NPO法人「TSUBASA」の運営する鳥の保護施設「とり村」からやって来ました。

十数年前にセキセイインコのぷらづまを亡くして以来、いつかまた動物と暮らす時があったら、次は保護施設から迎えよう、と思っていて、そのユメを叶えたことになります。

まあ、ユメ見ていた暮らしとはだいぶ違う気もするけどな。

 

保護施設「とり村」には、東京に住んでいた頃、何度かボランティアに行ったことがありました。

ここには百羽ほどの鳥(主にインコ・オウム類)が暮らしています。

大型インコやオウムは長生きなので、飼い主のほうが先に歳を取って、その病気や死をきっかけにやって来る鳥も多くいます。

で。

そういう鳥の多くがなぜか タロウ という名前なのです! 

「とり村」では、みんなタロウのままだと不便なので、ほとんどの鳥が、タロウに似た違う名前を新しく頂戴します。

 

我が家のTさんも、元はタロウでした。

元の飼い主は、おそらく、昭和ひと桁くらいだろうか…。

そのくらいの年頃の人が憧れた、オウムかインコの「タロウ」が登場する物語があるのだろうな。

こんな感じの。

すまんな。うちの父と母の名前で。

わたしの世代だったら、オウムといえば「ポリネシア」か「ベラスケ」だな。

というわけで。

このオウムかインコの「タロウ」の元ネタがわかる人は、お知らせください!

と思ったけど、昔からコメント返しが下手すぎて異常に時間がかかるので、コメント欄閉じているんだった…。

もしおひまなら、わたしの単行本を出している出版社までお便りください。ほんとにおひまな時でいいので…。どの出版社でも転送してもらえるので・・・。

 

ちなみにこの絵、

太さの強弱がつけられる珍しい万年筆「ふでDEまんねん」で描いています。

先日出た「マンガノミカタ」の巻末漫画も、これで描いてみたんですよ。